マカオ旅行記・後編 | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

新型コロナの影響か、新世界のづぼらや本店が閉店するそうです。
入店した事は無くとも誰もが知ってる、あの大きなフグ提灯。
「大阪」を象徴する光景がまた一つ失われます。
目に見えない脅威が可視化され始めた。
でもね、明けない夜は無い。暗闇を走るのは得意、鈴木です。



暫く旅行記書いてなかったなぁ。
何だかそんな気分になれなくて。
かつ、何だかんだ忙しくて。

まぁ、言い訳ですけど。

そんな訳で昨年春に訪れた...


「マカオ旅行記・後編」‼︎

二日目の朝。
季節は5月(昨年の)。マカオの緯度は石垣島より南。

つまり、「夏」‼︎

宿泊先はベネチアン。


勿論、ホテルプールへ‼︎

しかし、敷地が広過ぎる。


プール遠い( ゚д゚)


冗談抜きで部屋から20分位掛かったんやなかろうか?


しかも思ったより暑くない。
プール入れなくは無いけど、別に入りたくも無い。

取り敢えず朝ビールだけ頂いてお出掛けする事に。

タクシーでwhite Lのお客様に教えて頂いたポルトガル料理屋さんへ。

「レストラン・リトラル・タイパ店」



旧ポルトガル領のマカオらしい伝統料理が頂けます。

先ずはド定番、「アフリカチキン」!


チキンを様々なスパイスとココナッツミルクで仕上げた一皿。かつてポルトガル領だった北アフリカの移民が伝えたそう。
濃い目の味付けが美味なり!
でも、アフリカにはこんな料理無いんだって( ̄∇ ̄)

此方もマカオを代表する「ダックライス」

鴨とチョリソを米と鴨出汁、香辛料等で合わせてオーブンで焼き上げる旨味たっぷりの逸品。
私は此れが大好きでした。

その他も色々食べ、勿論ヴィンテージポート(ワイン)を飲み続け、大満足のランチで御座いました。

午後はショーを観覧に!

マカオは東洋のラスベガス。
カジノとショーとショッピングと、煌びやかな娯楽に満ちています。
元シルクドソレイユのスタッフが創り上げた水上ショーを観たかったんやけど、この日はお休みなので別公演を。

ベネチアンから徒歩圏内の此方も贅を尽くしたホテル「スタジオマカオ」へ。


ホテルに穴が空いてるー( ゚д゚)

と思ったら、8の字に動く観覧車だそう。

うーん、凄ぇな、マカオ‼︎

ホテル内専用シアターにて、アクロバティックモータースタントショー「エレクトロン 」が催されています。マカオには無料のショーが多々御座いますが、此方は有料。


席にもよりますが、1万円程。

内容は...

「リアル・マッドマックス」ってとこかな?


ストーリーは全然分からんかったけど、車やバイクがひたすらスタントしとる。

最初は感動したけど、途中から寝てしまった...。
ひたすら乗り物が宙を飛んでるだけなので、流石に飽きる。

とは言え一見の価値はありますよ‼︎

じゃ、更に観光へ出掛けましょう。

ホテル群のあるコタイ地区からマカオ半島へ移動。狭い範囲に多くの世界遺産が点在するマカオを代表する観光スポット。

中でも最も有名なのが...


「聖ポール(パウロ)天主堂跡」

17世紀に建造され、壁のみ残された教会跡。
マカオを象徴する建造物です。
イエズス会が建てた当時のアジア最大の教会で、幾度も火災に見舞われその都度修復をされたのですが、1835年完全に焼失。この壁のみが残された。
66段の階段の先に現れる教会壁は、圧巻です。

その他、同じく世界遺産マカオ歴史地区に位置する石畳の美しいセナド広場なども巡りました。


ポルトガル統治時代を色濃く残す広場と認識しておりましたが、土産物屋が点在するただの観光地でした。
個人的には台湾・九份と同じ類のガッカリスポット( ̄▽ ̄)

マカオタワーも一応登っときましたよー。


高さ338m。

その頂上から、何とバンジージャンプ出来るそうな。

絶対やりません。

絶対に、やりません。

ホテルに帰り、ホテル内の写真に収める気もしない中華料理を頂きました。

いいんだ。
腹ごしらえして、さぁ、勝負だ!
カジノだ‼︎

昨晩は大勝ち。
ルーレットで36倍を叩き出す程のビギナーズラックっぷり。

さぁ、今日もボロ勝ちして帰国後はフェラーリディーラーに直行や。

はい。
で、まぁ。
そんなに甘くは無い。

昨晩の勝ち分は愚か手持ちの現地通貨全てを使い果たし、クレジットカードでチップ買う始末。

全てを失う前に何とか夢から醒め、部屋に戻り枕を濡らしました。

やっぱ、ギャンブル向いてないわm(._.)m
地道に働こう。

ベネチアン・マカオのカジノは高額ベッドのフロアが一般フロアと繋がっており、一勝負数百万円のテーブルが普通に見学出来る。ラスベガスやシンガポールでは別フロアになってるパターンが多いので、これは希少な体験でした。
このスペースでは数分で1000万単位の勝ち負けが決まる。

歓喜に叫ぶ人、真っ白になって動かない人。
余りに残酷でリアルな人生の岐路がそこにありました。

戒めとして、私の財布には今も100ドルチップが入っています。

真面目に働こ。

心に誓い、翌日朝一便で帰国。

そんな訳で、マカオ旅行記、終了!