LOUD PARK '16観戦記 2 | ばっぱー・たしろのメタルなブログ

ばっぱー・たしろのメタルなブログ

ベーシスト・ばっぱー田代が音楽やベースのこと、日々の出来事などをのらりくらりと綴ってゆきます。


こんにちメタル


さて、MYRATHの素晴らしい演奏も去ることながらVoのザーヘルの怪しい日本語MCもなかなかのものでした。

「コンニチハー!」まではいいんですが「ワタシタチハミラスデス!!」と流暢なのかなんなのかわからないけどお茶目さを孕みながら観客とコミュニケーションを取ろうとするところに好感を持った人が多かったと思います。

でも、ライブ終盤に「ワカッタワカッタワカッターーー!!」と謎のMC

恐らく「Alright」を日本語訳にするとそうなるのかな、と想像しながら笑っちゃいましたが、終演後バンドに歓声を送っているとドラマーがスティックを客席に投げるっていうお馴染みの光景が

そのうちの一本がドラマーの手から放物線を描きほぼ俺の目の前に。。。



あれ!?

もらっちゃった??

何とも突然やってきた幸運に、しばらくMYRATHを推してたのが伝わったんだろうと勝手に思いながらニヤつくばっぱーたしろ。




色々と満足したのでCAIN´S OFFERINGとCANDLEMASSをチラ見していたんですが、CANDLEMASSのヴォーカルがどこかで見たような顔に聞いたような声…

あれ、マッツ・レヴィンじゃないか!?と。

先輩メタルファンの皆さんには怒られるような勉強不足ぶりですが、N.W.O.B.H.Mに初期ドゥームメタルが入ったような良い意味で古臭いバンドですが後続のバンド達に影響を与えたことはよく知っています。

なのでしばらく後方でじっくり観賞。
バンドや曲を知らなくても、そこで出会って掘り下げていくきっかけになるのがフェスのいいところですよね。




そろそろ腹も減ってきたのでフードブースに向かっていたところ
去年とほぼ同じ場所と時間帯にAIR-RAID SIRENで共演したてぃらにーさんに遭遇(笑)

てぃらにーさんに限らず、特に示し合わせてた訳ではないのにラウパーに行くと知り合いに遭遇する。
そういうこともフェスっていうかラウパーの楽しみのひとつですね。



ということで記念に1枚



てぃらにーさんに転載許可頂きました!

そういえば、俺が着ているTシャツはSCORPIONSのです。
随分昔にパワーロックトゥデイ主催の「ヘヴィメタル王座決定戦」(第何回目かは失念)に行けなかった人の為にグッズのお裾分けに応募してレコード会社のサンプルCDやバンドステッカーと共に頂いたものでしたが、海外サイズのLだったので俺には大き過ぎて何年もタンスの肥やしとなっていました。
恐らく販促用のものだと思うので、ラウパーに来る人と被らないだろうといそいそ着て行ったわけです。





そうこうしてるうちに、KINGDOM STAGEへ移動してMASTERPLANを観戦。




俺の着ているTシャツは誰とも被らずともジャーマンメタルファン泣かせのRAGEとMASTERPLANのタイムテーブルドン被り

新メンバーが気になるRAGEでしたが一昨年のラウパーと今年のREFUGEも見たし、1stと2ndアルバムはよく聞いていて、ローランドに関してはHELLOWEENの「The dark ride」アルバムでの来日公演を中野サンプラザで見て以来ということもあってMASTERPLANをチョイス。



サウンドチェックではメンバーがフラッと出てきてセッティング。
勿論ローランド・グラポウもギターアンプのチェックをしていましたが、チラっと「Future world」のイントロを弾くファンサービスも忘れていません。

そんな掴みもあって乗っけからかなりの盛り上がり。
10年以上振りのローランドの姿は当時と殆ど変わらず一安心(笑)。2ndアルバムでウリ・カッシュが抜けて以降の曲は聴いていなかったのですが、熱心なファンはそんな俺をよそに合唱。

ヴォーカルはパッと見と声の感じがオリジナルシンガーのヨルン・ランデかと思ったんですが、さっき調べたら違ったようです(AT VANCEにいたそう)
それでも超絶シンガー、ヨルン・ランデの声に引けを取らない熱血ヴォーカルを聞かせてくれました。

ベースはまたどこかで見たような人だなとずっと思い出そうとしていたら、6弦ベースを歪ませて度々速弾きオブリを入れている姿を見て「そうだ!」と。
彼は元STRATOVARIUSのヤリ・カイリライネンで、「Visions」のツアーの時チッタで見て以来。
懐かしい!!

そんなことを考えながら「Spirit never die」「Kind hearted light」「Soulburn」といった初期の曲が演奏されると俺もそうですが周りも俄然盛り上がります。

そしてローランドがいるってことは当然自身が作ったHELLOWEENの曲をやるでしょう?ということで「The chance」を披露。
これもHELLOWEEN時代に毎度演奏していたので懐かしさ倍増で大合唱。

ラス前に持ってきたのはマイケル・キスクがゲストヴォーカルを執った名曲「Heroes」。
これもリアルタイム世代は盛り上がらない筈もなくイントロのメロディもサビも歌うわ歌うわ(笑)

抜けのいいローランドのコーラスも目立っていて、まさに彼のバンドといった感じでしたが
キーボードの人が自分のパートがないセクションになると、手ぶらでステージ前方に煽りに行ったりメンバーに絡んだりの落ち着きのなさが笑えました(キーボードパートの直前になると駆けて戻ってたし)。
手持ちぶさたなのは分かりますがね(笑)、横にいたてぃらにーさんと「また持ち場を離れてるー!!www」と爆笑。

最後に「Crawling from hell」を激烈に演奏。しかし、やっぱりウリ・カッシュのテクニカルなドラムで聞き馴染んでいた耳にはちょっとだけ物足りなさを感じたのは酷でしょうか?

持ち時間があと11分もあるぞ!とヴォーカルの人が言って始めた「Crawling ~」ですが、後半の「オーーオーーオーーオーーオーー♪」セクションを「まだやるんかーい!」と全員がツッコミを入れる心の声が
聞こえるくらいたっぷり歌わせ(笑)賑々しくライブ終了。

活動は活発ではなさそうですがローランドのプレイをまた見られて良かったです。




【ばっぱーたしろ出演情報】

★ベースサポート
10月30日(日)@巣鴨 獅子王
LOST MEMENTO





12月25日(日)@真昼の月夜の太陽
【SINGER SONG Co-Write】


美元智衣さん、今井里歩さんのサポートとして参加 +α(?)



★ラジオパーソナリティー

11月1日(火)21:00~21:30
すまいるFM76.7
【Tuesday music night】月1レギュラー出演中。