第4回ヴィクトリアマイル(17日、東京11R、GI、4歳上牝馬オープン国際、定量、芝1600メートル、1着本賞金9000万円=出走18頭)不調に終わったドバイ遠征のウップンを晴らす圧勝劇に、ウオッカの谷水雄三オーナー(70)=タニミズ企画会長・京都市在住=は、会心の笑みをこぼして表彰台に上がった。
「スカッとした。溜飲が下がったね」。知人たちの握手攻めの後にこう答えると、「直線で先頭に立ってからは、もう安心して見ていられた」と愛馬の強さを改めて確認し、ホッとした表情を作った。今回の勝利でメジロドーベルに並びGI最多勝牝馬になったばかりか、エアグルーヴを抜いて牝馬の歴代賞金女王に立った。「今の賞金額は大きいから簡単に比較してはいけないが、先輩の名牝に追いついたことには素直に喜びたい」と話した。
ウオッカの母タニノシスターは16歳。まだまだ元気で今年もタニノギムレットと交配(受胎未確認)したが、1歳の全妹は昨年のセレクトセールで「ダーレージャパン」(株)の手に。生産者のカントリー牧場の西山貴司場長(51)は、「女丈夫で感心するばかりです」と繁殖牝馬としてのシスターを称えていた。(水戸正晴)