天津赴任中のヤンヤンです!日本で中国赴任の準備をされている方の為に、なかなか日本で情報を得られない最新の天津事情をお伝えします。毎日ブログを更新していますので、各テーマ別にファイルしている過去の記事もご参考ください!!
これで日本の方も、本当に1400万人を一気にPCR検査しかもたったの2日でやったんだなあ、
と、やっと信じてもらえたみたいですね。
そして、スーパーの食材を奪い合ったり
それがこのわたしの記事
(それ、わしやないかい!陣内智則)
↓
街がゴーストタウンになったり、
それがこの私の記事
(それ、わしやないかい!陣内智則2)
↓
ようやく私の記事が嘘じゃないことが
日本のメディアでもちゃんと報道され、理解していただいたので良かったです(^^)
最近私のブログ。
実は業界でバズっております。
なんでだろうと思ったら
「天津 オミクロン株 ブログ」でGoogle検索したら
私の記事がすぐにびよよよーんと出てくる。
なるほどお。それはそれは。ご親切に、どうもどうも。
でもすいません。そんなに真面目に書いてないので(^^)
早くこんな記事は辞めていつもの天津お気楽B級グルメ情報の平和な、
バズらない、いつもの内容に戻したいものですね。
(^^)
日本の報道番組を見させていただきますと
「とにかく絶対北京だけは守れ!」
が中国は以前からスローガンなので
天津市のトップも
「堀を築け!」と命じてるみたい。
つまりそれって、、、
ようは
「本日1月12日、午後を半休にして、
天津市全市民は、
2回目のPCR検査を受けよ!」
です。
そして
「その陰性の結果の通知がない以上、在宅で、外出しちゃダメだからね!」
と書かれてます。
おっと天津ファンさんでも日本語の記事が上がりましたので、貼らせていただきますね。
↓
わかりやすく翻訳していただき、あざーす!!
全市民対象で、全市民いきなり、午後半休とりなさいって。
もうどんな国よ!
我々市民は常に市政府に従うのみ。
抗えない国です。
それに呼応して各日本居酒屋さんは
飲食店、皆さん本日からしばらく休業へ。
つらいね。
天津市民1400万人が、半休取らされて全員自宅待機で悶々と待たされ、本日いつその検査を受けるのやら。
でも待って?
「本日から明日の早朝にかけて」ってこの日本居酒屋店主の文章。サラッと書いてますけど!!
このまま連絡がなければ一晩中寝ずに起きていなければならないって事ですか?
うん。ありうる。中国なら。
市政府の方針には我々一般市民は逆らえない。
夜中の3時でも4時でも。待ってなければならないのがこの国だ。
と思ったら!
夜9時10分!
アパートメントから連絡が!!
「1回目と同じところに並んで!オーケーですよ!」と。
この日は最低気温マイナス7℃。
そして歩道にはエスキモーがたくさん既に並んでる!!
いつもわたしのブログを読んでいただいているレギュラー読者の皆さん。
ね?おじさんは嘘つかなかったでしょ?
はい、いつものフレーズいきますよ?
せーの!
「天津は どうせ買うなら フード付き」
言うてる場合か!!
そうじゃないと、この極寒の天津の冬は越せません。
足がじんじん寒い。
でもどんなに寒くても、家族単位のPCR検査なので小さい子供も耐えなきゃいけない。
そして前回とやり方がかわったー!
前回は専用のアプリをダウンロードして自分で登録するやり方でした。
しかし今回は1回目に使ったアプリは使わず、
中国人のIDカードをスタッフがどんどん写メして登録していくのみ。
よりスピーディに変化してる!こりゃあ早いな!
完全流れ作業だ!
「あの、外国人なんだけど」
とスタッフに言ったら、
「えー!!」と言われて、私の身代わりの中国人を1人別の島から連れてきて、私は別の外国人専用レーンに行かされた。
そして白人さんたちと一緒に仲良くハンド入力でスタッフに登録してもらった。
だって中国人のIDカード、私ら持ってませんからね!
やり方の原理原則は同じで。
10人1チームを作って、並んだ順に登録していって、
そのあとはその並んだ順番を崩さずに
手続きなしに、口あーんしてPCR検査してもらうのみ。
なのでふざけてそこで前後の順番を入れ替わったら
全然そこで個人データがテレコになって狂っちゃうというやり方。
日本のように手続きに時間をかけず、どんどこ秒速で数をこなす。
これは1月9日にやった検査の考えと変わりません。
日本はクソ丁寧だからこんなやり方は発想すら出てこない。
そして白テントの中の人に、口あーんして、
ぐりぐりされて終了。秒速処理!!
白人のちっちゃい子たち!寒い中よく頑張りましたね!偉いぞ!
初日の1月9日の検査は並びまくって3時間以上かかりましたが
今回は1時間半に大幅に短縮。
より細かく住所区画を割り、少人数化させ、そして登録手続きの方法をさらに簡素化。
人口1400万人の全住民のPCR検査をたった1日でやりこなす。やりこなせるように国民を従わせる、と言った方がいい。
この国の恐ろしいところは、民間の知恵によるボトムアップ的な吸上げではなく、すべて市政府のトップダウン。
この、中二日の短期間ですぐにシステムを修正してきた。恐るべし修正能力と決断の早さ。
本当に怖い国だと思います。つくづく。
この決済スピード。日本は絶対に勝てない。
日本では考えられない超頭脳集団が中枢にいるんでしょうね。
今回私は大笑いなんですけど。
夜中にまた初日同様3時間並ばされるのはやなこった!と、予測をし、
・折り畳み椅子
・一番暖かいアウター、手袋など防寒対策
・暖かいコーヒー(水筒に入れて)
・おやつは500円まで(ポッキーとか)
と、「遠足?」「新作ゲームソフトに並ぶ人?」
みたいな準備をしてきたのですが全て不要でした。
(当たり前だわ!何やってんの夜中にこのオッサン!!)
後悔は、靴はスニーカーじゃなくもっと暖かい靴にすれば良かった、足のつま先死んだ、って事でしたね。
もうあと一回。
全部で3回のPCR検査をしなきゃいけないんで
あと一回頑張ります。今度は金曜日。
自宅に帰って会社の同僚みんなに微信で聞いてみたところ
全然まだまだ終わってなくて。深夜までかかりそう。
1400万人のPCR検査をたった一日でこなす中国天津。
同じことが東京都全住民対象に日本ができるか?
不可能です。何年経っても。断言します。
これが中国の怖さ。
そして私達在中国人は、それを当たり前のことであるかのように、なんら不思議に思わずこうして夜中に並べるわけです。
うん。中国ならアリだからって。。。
そしてこの騒乱は本当に先ほどの飲食店店主のコメントの
「本日から明日の早朝にかけて」
続くのかもしれませんね。
日本だと会議で1ヶ月揉めて揉めて、そしてそれでも各論反対で結論が出ないでしょうね。こんなこと。
私の本社の社長さんからは
「日本だってわずか数週間でこんな数に膨れ上がった。わかってるのか!オミクロンだぞ!??
だから中国だって何千人規模、何万人規模にきっと一気に膨れ上がる。そうなったら14日間どころじゃすまないぞ!日本と中国の人口比を見てみろ!!
考えればすぐわかることだろう!!」
と金切り声。
私は
「はい、はい、そうですね、あーはい。おっしゃる通り。」
と、黙ってその怒声を電話で聞くのみ。
「でも、、、
ここは中国ですから!!
」
と、心の中でつぶやく私(^^)
日本の皆さん、見ていてください。
果たして、わたしの本社の社長の言う通りになるか。
そして北京五輪が無観客の静かな五輪になるか。
中国に住んでいる人は。
想像できますよね?(^^)この先のことを、、、。
そんなことを党執行部が許すはずがない。
中国人にとってもっとも大切なものは
はい、せーの!
「メ・ン・ツ!」
面子が自分の命よりも大事。
この感覚は中国に住んでいる人しかわからない。
ふふふ。
日本の「お・も・て・な・し!」と一緒です(^^)
天津仁恒伊勢丹は明日の10時から営業を再開。
デパ地下食料品街とケーキ屋の好利来はやってるけど
あとのレストラン街は部分的に宅配はやってるけど店舗営業は全滅。
やっぱりレストランみーんなクローズかよ!
これだと2年前のロックダウンの時と変わんない。
武漢でコロナが発生したあの頃の暗黒の時代に、
天津の街は逆戻りをすると言うのだろうか。
2年前。レストランがどこも開いてなくて、
公園にすら入れなくて。
ようやく日本居酒屋さん含め、店で弁当を売ることだけがようやく認められて
いつもの自炊ではなくてお店の温かい弁当を食べれるようになった時。
美味しくて美味しくて。泣けてきた。
あの時の日本居酒屋まんまさんの弁当は、私は一生忘れることはないと思います。
当時の私の記事です。
↓
例え私が忘れても。
例え私がこの世から去っても。
私の執筆は生涯ネット上に永遠と残り、
この過去のテーマ別記事「新型コロナ関連」と言うテーマを遡れば。
中国の、天津の、この2年間のコロナ対策のヒストリーと、
その中で、もがき、苦悩した、私の足跡がいつまでも残っている。データは消えないのだ。
こうして昔の記事を読むとあの頃に今の天津が
一瞬で戻れるのだなと。
まざまざとわかります。
いまは今日のブログを書き上げて夜中の12時。
しかしまだまだ検査の順番待ちの同僚がたくさんいます。
加油!
頑張ろうね!今日を。天津人の同僚みんなで励まし合いました。
そして明日からも。
先のことはわからない。予測もできない。
それが中国生活なんだから。
そして寒空の中、まだ並んでる多くの在天津の日本人の皆さん!
頑張ってください!そして、乗り切りましょう!この苦難を!
だって中国ですから。苦労はつきものですもんね!(^^)
明日は必ず来ますから!!