みなべ梅林紀行②「いざいざ天下一の梅林へ」 | ふるさとの四季を歩く〜マサの写真ブログ

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徒然日記です。
自然(風景、植物)、野鳥、散歩・旅、映画、本、小説、俳句、古墳、ダム、車、バイク、大衆食堂

昨日に続いて「みなべ梅林紀行」の②を投稿します。
 
写真が多くなりますので、以下3章に分けてアップします。
 
1   梅林の遠景
2   梅林の近景
3   おもしろスナップ
 
 
[1 梅林の遠景]
 

みなべ梅林は、「一目百万本、香り十里」といわれています。

それだけスケールがでっかいのでしょう。

 

梅林の散策道、実は農道なんですが、Aコース(約80分)とBコース(約60分)があります。

私はBコースを選びました。

 

 

 

海岸(太平洋)まで3キロほどの近さです。

 

 

 

青いネットは収穫の時に地面に広げて梅の実を受けるためのものだと思われます。

散策道は写真中央の尾根筋まで続いています。

 

 

 

 

雨はあがりましたが、まだ雲は厚いです。

でも1時間ばかり歩いたら少し汗ばんできました。

 

 
さて、本稿を書くにあたってちょっと調べてみました。梅の豆知識です。
 
梅の産地日本一は和歌山県。収穫量ベースで全国シェア58%、
栽培面積ベースで35%を誇ります。ちなみに二位の群馬県のシェアは同7%、
同6%です。(2020 農林水産省HP)
 
和歌山県内においては、ここ・みなべ町と(隣接する)田辺市で
県内シェア77%(収穫量ベース)を占めているそうです。
(2006 和歌山県農林水産統計)←データは古いが樹園地なので大きな変化はないと思う。
 
要は、田辺含むみなべ梅林が規模ベースで日本一だということです。
むろん品質も南高梅(なんこううめ)が中心ですから、真正日本一といえるでしょう。
 
ちなみに南高梅の名前は「南部高等学校」から採ったものとか。
昔、同校がその品種誕生に関わった由縁らしい。
 
 
 
[2 梅林の近景]
 
 

近づくとミツバチ🐝さんが飛んでました。

梅の受粉は彼らなしでは考えられないようです。

それにしても大きい体のミツバチじゃ。

 

 

 

 

 

菜の花が梅林に彩りを添えていました。

 

 

 

 

 

給水栓と水槽がありました。農業用水がここまで届いているようです。

ポンプ押し上げかな。

灌水とか防除用なんでしょうね。

 

モノラックは重い梅の実の運搬に不可欠です。

なんせ農作業するは山の斜面でばかりですからね。

お疲れ様です。

 

この狭い農道に軽四走るんでしょうか。

道はコンクリートで固めてられています。

 

 

…というような、見所満載なみなべ梅林でした。

 

 

[3 おもしろスナップ]

 

梅林の小道を行く途中、野菜直売されてる家の前で見かけた

おもしろスナップを何枚か載せます。

 

 

 

 

 

 

 

100円とは安いかも。

 

ちょっとやらしくて、切るのも食べるのも、すごく畏れおおい笑

 

「いももち」はサツマイモと餅米で作られている。

こしあんが入っている。

やわらかくて、まことうまかった。うますぎて、写真撮り忘れ🤳

 

ずーっと行きたい行きたいと思いながら、これまで叶わずに来た

花満開の頃のみなべ梅林。

 

曇り空でしたので、写真がイマイチですが、こうして地形条件の

厳しい山の斜面のすみずみまで利用し、結果として国土が荒れる

のを防いでいること、しっかりこの目で見てまいりました。

 

これからは酸っぱい梅干しも進んで食べれると思います。

←ハチミツで漬けた甘いのもあるよとの声。

 

 

 

2023.2.23

 

明日は『みなべ梅林紀行③」と題して完結編(世界農業遺産、

熊野古道、えんどうの花など)を投稿する予定です。

 

 

つづく