枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 3/22の枚方市議会 予算特別委員会での令和4年度当初予算の審査。私の質疑の終盤部分の要約をまとめました。

 

私の質疑項目は下記の通りです。

 3/22予算特別委員会(市民福祉・建設環境)質疑項目④ 
  1. まち美化の推進について(「枚方市路上喫煙の制限に関する条例」の推進)

  2. 通学路の安全対策について

  3. バス停の環境改善について(脱炭素に向けた取り組み)

  4. 手話通訳者派遣事業について(「手話でつむぐ住みよいまち枚方市手話言語条例」の推進)

  5. 橋梁修繕・補強工事について

  6. 希釈放流センター改修工事について

  7. 光善寺駅西地区市街地再開発事業について

  8. 都市計画道路牧野高槻線整備事業について

  9. 都市計画道路御殿山小倉線整備事業について

 

質問と答弁を要約しました。

 

7. 光善寺駅西地区市街地再開発事業について

 

光善寺駅西地区再開発は、令和4年度に工事着手

工事のサポートだけでなく、光善寺駅周辺の街の価値向上につながる取り組みを!

 

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ばんしょうの質問①

 光善寺駅西地区市街地再開発事業に対しての補助金の内容は?

 

市の答弁①

 光善寺駅周辺市街地再開発事業補助金は、光善寺駅西地区市街地再開発事業の施行者である光善寺駅西地区市街地再開発組合に対しまして、国の社会資本整備総合交付金を活用し、施設建築物の整備費などを補助する市街地再開発補助金と駅前広場及び都市計画道路などの街路事業補助金となっている。
 内訳は、主に権利変換計画に伴う転出または残留する権利者への補償費商業棟の施設建築物の整備費となっている。

 

ばんしょうの質問②

 コロナ禍などの関係で遅れていた権利変換計画が来年度の早期に認可され、権利者の方への補償費が支払われ、その後工事に着手されるとも聞いている。
 市長は市政運営方針で「この再開発事業については、商業施設等の整備を支援する」と、述べられていましたが、この補助金を支出することも含めて、枚方市はどのような支援を行っているのか?

 

市の答弁②

 光善寺駅西地区市街地再開発事業に対する本市の支援は、先ほど説明した国の社会資本整備総合交付金を活用した財政的支援を行うとともに、都市再開発法や建築基準法などの関連法令に基づく関係機関との協議事業推進のための再開発組合に対する指導・監督及び助言をするなどの技術的な支援を行っている。

 

ばんしょうの視点
 光善寺駅周辺は、通勤通学時は特に混雑しており、工事が始まった時にどのようなルートで駅に向かうようになるのか、また駅周辺で新たな賑わいが生まれるのか、心配しています。再開発組合が行う工事ではありますが、スケジュールや安全対策、今後のまちづくりなども、早めに市民へ伝えて頂きたいと思いますので、そういった助言もお願いします。
 また、この再開発事業の目的は、光善寺駅周辺の街の価値向上です。以前にも申し上げていますが、市として、価値向上、賑わいの創出、「暮らしたくなるまち」につながる期待を込めたプロモーションなどの総合力で推進することが、もっと大きな駅前開発の前例にもつながるだと考えます。

 

 

 

8.都市計画道路牧野高槻線整備事業について

 

京都守口線の拡幅工事の早期完成で渋滞緩和を!そして淀川渡河橋の完成を!

 

京都守口線の事業認可について

 

 

ばんしょうの質問①

 牧野高槻線及び京都守口線整備事業は、大阪府が事業主体として進める道路整備と聞いているが、関連経費として6億8,898万1千円と大きな金額が計上されている。どのような経費なのか?

 

市の答弁①

 牧野高槻線及び京都守口線整備事業は、早期完成に向け、事業主体である大阪府と連携した取り組みを進めており、その一環として、本市は、この整備事業の用地取得業務を大阪府から受託している。
 この関連経費は、令和3年3月に府市間で締結した両路線の用地買収に関する協定書に基づく令和4年度受託業務の経費などで、用地買収および取得した土地の管理にかかる費用などを計上している。

 

ばんしょうの質問②

 では、その経費の中で、枚方市が負担する経費はどの項目になるのか?

 

市の答弁②

 両路線の早期完成に向けて事業用地を迅速に取得するため、用地買収に関する専門的なノウハウや人材を有する民間事業者に用地取得に向けた地権者との交渉業務などを委託することとしており、そのために本市が負担する経費として、用地補償業務委託料および用地交渉委託料を計上している。
 なお、それ以外の経費ついては、先の協定に基づき、大阪府が負担することとなっている。

 

ばんしょうの視点
京都守口線の拡幅工事の早期完成!そして淀川渡河橋の完成を!
 昨年実施されたこの事業の権利者説明会では、様々なご意見が寄せられたと聞いております。
 枚方大橋に集中する交通を分散させ、隣接する国道170号や京都守口線の慢性的な渋滞を緩和するとともに、災害時における救急活動や復旧活動の広域的な連携を支え、本市の防災機能を強化するなど、事業効果の高いこの事業は、本当に私のところに問い合わせが多く、市民の大きな期待感を感じています
 これからも市民のご意見に耳を傾け、まずは京都守口線の拡幅工事の早期完成、そして淀川渡河橋の完成を目指し、大阪府と連携して事業を進めていただくよう要望します

 

 

 

9.都市計画道路御殿山小倉線整備事業について

 

令和4年度は、南側と北側の2カ所から道路整備に取り組む

まちの価値が増大するこの事業の認可期間での完成に向け、取り組みの再加速を!

 

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ばんしょうの質問①

 御殿山小倉線整備事業は、債務負担行為における令和5年度の支出予定額として1億8,600万円を計上されており、令和4年度、5年度の2カ年で整備を進められるとのことだが、工事実施の内容について聞く。

 

市の答弁①

 令和4年度の実施内容は、本路線の南側と北側の2カ所、計約620mの区間で道路整備に取り組む。
 具体的には、南側の区間では、中宮浄水場高度浄水施設付近の市道渚星ケ丘線側から甲斐田川まで約320mの区間の内、今年度、整備を進めている278m区間で、引き続き車道部の基層舗装や歩道部の整備などを進めるとともに、その続きの22m区間の道路築造工事も行う予定。
 また北側の区間では、京阪バス小倉町バス停付近の市道甲斐田三栗線から甲斐田川まで約520mの区間の内、約320m区間で、令和4年度の債務負担行為において、令和5年度までの2カ年で道路築造工事を進めていく。

ばんしょうの視点
まちの価値が増大するこの事業の認可期間での完成に向け、取り組みの再加速を!
 令和3年度には事業用地の買戻しが完了したと聞きました。先日、現地で丁寧に説明を頂き、推進状況はよく分かりました。折を見て、地域の方にも案内頂ければ、まちの将来を実感して頂けるのではないでしょうか。
 あと工程的には、甲斐田川を越える橋の部分が残っておりそこについても様々な検討を進めているとのことを嬉しく思っています。
 引き続き、地元の悲願であり、まちの価値が大きく変わるこの事業の事業認可期間(令和6年3月末)での完成に向け取り組むよう、再度再度要望しました。

 

 

 

直近の都市計画道路 御殿山小倉線についての質問

 

 

 

 

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一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 光善寺駅前再開発、淀川渡河橋、都市計画道路。それぞれなぜ行うのか?なぜ投資するのか?まちを発展させるためです。用地買収して、ウワモノをつくって、10年以上の時間をかけて、できました!で、、、まちは発展するでしょうか?そんな幸せな右肩上がり時代はとっくに終わっています。つくるだけでは発展はありません。市として誰がこれを考えるのか?衆知を集めた創意工夫とタイムイズマネー。市民一人ひとりを笑顔にするまちづくりを目指して!