枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
3/5に行いました令和3年3月定例月議会の会派を代表しての質問をまとめます。
項目が多いので、分割してアップしています。
手話も一つの言語。ろう者にとって、文化を創造するために不可欠なものである!
この度、「(仮称)手話でつむぐ住みよいまち枚方市手話条例」を制定し、手話によるコミュニケーション支援を充実していくと述べられました。
手話によるコミュニケーション支援の充実とはどのようなもので、達成への課題にはどのようなことがあると市長はお考えか?
必要に応じて速やかに手話によるコミュニケーションが保障されることで、ろう者の社会参加を促進し、障害のある人もない人も安心して暮らせる住みよいまちの実現につながるものと考える。
課題としましては、手話通訳の体制を整備することと考えている。
では、課題の解決のためどのような取り組みを行い、手話によるコミュニケーション支援を充実させていくのか?
遠隔手話通訳を実施することにより、コロナ禍の中であっても非接触で対応できることや、市役所が閉庁している土日祝日にも、開庁日と同様に手話通訳を利用できることで、円滑なコミュニケーションを図ることができるよう、体制の整備を進める。
手話も一つの言語。ろう者にとって、文化を創造するために不可欠なものである!
遠隔手話通訳の利用で、利便性の向上が図れるのはよいことであると思いますが、最も重要なのは「手話は言語であり、ろう者にとって文化を創造するために重要かつ不可欠なものである」という、当事者の方々の強い思いであり、このことの理解や周知を図ることであると思います。
手話およびろう者に対する理解について、市としてきっちりと周知を図るとともに、実効性のある支援策を進めていくことを要望しました。
令和3年度市政運営方針での「健康・福祉のまちづくり」では、手話言語条例の制定とその中身を確認しました。枚方の一人ひとりを笑顔に!当事者の方々が3/9の議会を傍聴するためにたくさんお見えになっておられました。待ち望んでおられたんだとまた改めて思いました。条例制定を機に真に住みよいまちへ。笑顔のまちへ。