枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
7月20日午後は、北河内4市(枚方市・寝屋川市・四條畷市・交野市)が協力してペットボトルとプラスチック製容器包装のリサイクルに取り組む施設である北河内4市リサイクルプラザ「かざぐるま」を見学させて頂きました。
本年5月より、北河内4市リサイクル組合議会の議員をしている関係で、今回は特別に見学を許して頂きました。
2000年(平成12年)4月に「容器包装リサイクル法」が完全施行され、家庭系ごみの中の容積比で約4割を占めるプラスチック製の容器類(ペットボトルとプラスチック製容器包装)の分別収集への対応が市町村に求められることなったことから、北河内4市は共同して、市内から分別収集されたプラスチック製の容器類(ペットボトルとプラスチック製容器包装)を焼却しないで異物などを取り除いて、ペットボトルとプラスチック製容器包装をそれぞれ分別基準適合物になるように圧縮梱包処理し、指定法人(財)日本容器包装リサイクル協会に引き渡すまで一時保管をする施設を運用することとなった。
北河内4市リサイクルプラザ (愛称:かざぐるま)
寝屋川市寝屋南一丁目7番1号
4,840㎡
2007年(平成19年)12月31日
53t/日(11時間稼働)
北河内4市(枚方市、寝屋川市、四條畷市、交野市)で運営しています。
2020年5月より、私は組合議会の議員となっています。
まずは、施設概要をビデオで見せて頂きました。
展示パネルや実際の展示物での説明を受けました。
このようなものも混入してくるとのこと。あくまでも『プラスチック製容器包装』の回収ということを知ってほしいとのこと。
ナイフ、ライター、スプレー缶、リチウムイオン電池は、収集作業員、選別作業員の命の危険が伴うので、特に注意してほしいとのことです。
リサイクルの流れ、リサイクルされた実例(枚方市の作業着など)が展示されています。
クレーンは一度に300~400kgすくっているそうです。
休憩中に撮った写真なので作業員さんが写っていませんが、ベルトコンベアで流れてくるものを一つひとつ作業員さんが選別されます。
下の写真は、プラスチック製容器包装の圧縮パッキング工程。縦・横・高さ1mに圧縮パッキングされます。
ペットボトルは、容積は少し小さいですが、重さ20kg程になっているそうです。
施設入口には環境監視モニタが設置されています。
今回、一般の方は見学を受け付けていないなか、来週から始まる施設組合議会に臨むにあたり、施設を見ることが重要だと判断頂き、特別に見学させて頂きました。
このリサイクル施設の概要が理解できた他、自分の目で見て、更に作業されている方へのリスペクトが増しました。
市としてしなければならないこと、市民に伝えなければならないことが、4市合同の施設になっていることで、不足していないか、悩ましくも感じました。
また、個人としてしなくてはならないことは、率先してやっていこうという思いは断然増しています。今後も環境活動には積極的に取り組んでいきます。
作業員さんが、手でふたを外されています。一人ひとりが外して出しましょう。
市としてどのようにゴミ減量とリサイクル量のバランスに取り組んでいくのか、環境負荷と経済性のバランスをどのように考えていくのか、個々人が心掛けるべきものと、社会として果たさなければならない責任。簡単な答えがないけれど、最終的に一人ひとりが笑顔なるために何をすべきか、私なりに考え、行動していきたいと思います。今後も環境活動には積極的に取り組んでいきます。