雨天時の汚水管への侵入水(不明水)対策のスピードアップを!

5.雨天時における汚水管への侵入水対策について

これまでも不明水の状況を調べて参りましたが、今回はその取り組み状況の確認を行いました。

 

ばんしょうの質問(要約)
 本市においては、過去、台風や集中豪雨の時に、汚水管の老朽化などによって、汚水管に雨水が浸入することで、マンホールから水が溢れ出る事象が、一部の地域で発生しています。近年の豪雨災害を考えると、不安を抱えて生活されている市民の声を聞くことが多数ありました。
 市では対策として、浸入水量の多い地域を絞り込むため、マンホール内に流量計を設置するなどの取り組みを進めておられると聞いていますが、平成30年度から流量調査を実施しているとのことですが、これまでの進捗と今後の取り組みについてお伺いします。
市の答弁(要約)

 平成30年度は、北部地域を2分割し流量調査を行い、今年度は、そのうち浸入水量の多かった地域を7分割し、流量調査を実施しました。
 現在は、計測データの解析を進めているところで、この中で最も浸入水量が多い地域において、今後さらに絞り込みを進めた上で、原因を把握するための管内調査などを実施していきたいと考えています。

 

ばんしょうの視点
 北部地域の流量調査については、ピッチを上げて取り組んでいただきたいと思います。しかしながら、雨天時の浸入水は北部地域だけに限らず、老朽化が進んでいる他の地域でも対策が必要です。老朽化対策を進める計画は、平成30年度に策定しておられますが、これは老朽化対策計画です。しかし、今対策しようとしていることは防災です。そのような認識で、さらにスピード感を持って市民の安全・安心の暮らしを実現するため、対策を進めていただくよう要望します
 
 
付録
 
  • 枚方市では、大雨時にホームページやTwitterでお風呂の水などを極力流さないよう呼びかけています。過去に一部地域でマンホールから水が噴き出すこともありました。

     ↑ぜひともご協力をお願います。