おはようございます。
財務の「財」と人財の「財」、2つの財を結びつけることで、
企業価値を高めるエンハンス戦略を構築する専門家の前田和人です。
読書会の帰りに会場の書斎りーぶるで手にした1冊
キーワードは表紙の通り
「自己肯定感」
考えさせられました。
感謝について
子供の教育について
素晴らしい1冊です(^_-)-☆
紹介したいところが多すぎますが例により1節だけ紹介しますね。
僕は、日頃からこんな事を子供に伝えていた。
「地球上には、六十八億人もの人が住んでいる。これって凄い数字だよね。みんなは、その六十八億人うちのたった一人でしかないんだ」
そういうと、子供たちは「なあんだ」という顔をする。「でもね」と僕は続ける。
「その“たったひとり”の代わりを務めることができる人は、この世の中に誰もいないんだよ。『この人が死んでしまったから、代わりにこの人を連れてきました』というわけにはいかないんだ。人間は機械の部品とは違うんだからね」
子供たちの目が輝きはじめる。
「いいかい。君には、君にしかできないことがある。君の代わりは。誰も努めることができない。一人ひとりが、かけがえのない存在なんだ」
いま日本では、うつ病を患う人が相当数いる。もちろんその原因としてはさまざまな要素があるのだろう。だが、そうしたなかで、「自分の存在意義が感じられない」「自分がいなくなったところで社会には何の影響もない」と、みずから死を選んでしまう若者がけっして少なくない現状がある。だからこそ僕は伝えていきたいのだ。
「君の代わりは、誰にも努める事はできない」
「一人ひとりが、かけがえのない存在なんだ」
僕は、ジグソーパズルのようなクラスを目指していた。ジグソーパズルは、ひとつひとつのピースだけを見ると、あっちがでっぱていたり、こっちがへこんでいたり、ずいぶんとひどいいびつな形をしている。そして、そのピースがただひとつ存在しているだけでは、何の意味もない。
だが、それぞれのピースを組み立て、つなぎ合わせていくと、最後には美しい江や写真が出来上がる。もっと言えば、たったひとつのピースが欠けただけで、全体は未完成となる。つまり、どんなにいびつでも、一つ一つが欠かすことができないピースなのだ。それが僕のクラスづくりのモデルだった。
僕らも、一人ひとりがいびつな形をしている。でっぱりがあったり、へこみがあったり。でも、それが自然。完璧な形をしている人間など、いるはずがない。
「僕はこれが得意だから、これをがんばるよ。でも、こっちは苦手なんだよね・・・」
「それなら私の得意分野だから、手伝って上げる。でも、私はこれが出来なくて・・・」
「おっ、それなら俺が・・・」
そんなふうに、一人ひとりが得意な事を生かしあい、苦手なことを補いあえれば、とても豊かな人間関係が築けるのではないか、素晴らしいクラスになるのではないかと考えていた。
引用ここまで。
7つの習慣を読み直している最中なので、
「主体的に生きる」
と
「自立した相互依存」
だな!!!
と思いました。
是非是非読んで頂きたい1冊です。
それでは今日も素敵な一日を過ごしましょう。