「武井武雄の絵本箱 “エッほん!?”」
8月26日(金)~28日(日) 11時~19時 入場無料
国立 ギャラリービブリオにて
武井武雄をご存じでしょうか。
武井 武雄(たけい たけお、1894~1983)は、童画家、版画家、童話作家、造本作家です。それまで童話の添え物と軽視されがちだった子ども向けの絵を「童画」と命名し、芸術の域にまで高めた人です。
武井武雄の童画は、大胆な構図や幾何学的な描線によって、モダンかつナンセンスな味わいを感じさせ、残された作品はいまもって古びていません。
「コドモノクニ」をはじめとした児童雑誌の挿画、版画、図案(デザイン)、おもちゃの研究・創作「イルフ・トイス」(古い“フルイ)”の反対で新しいという意味の武井による造語)、本自体を芸術作品と捉えた「刊本作品」、童画批評など多岐多彩な分野で作品を残しました。
「本の宝石」、刊本作品とは
刊本作品とは本をその内容である絵、話だけではなく、印刷、装幀、函の全てにおいて表現の一つであると捉え制作された作品です。それ故に作品ごとにその装幀が異なり、そのこだわりは紙の繊維を得るためにパピルスを栽培したというものまであります。その美しさから「書物の芸術」「本の宝石」 呼ばれています。当初は「豆本」としていましたが、42号以降が「刊本作品」とされています。
「親類」と呼ばれる約300名の会員にのみに実費で頒布されたため、各々の本に通し番号がついており、図書館などへの収蔵も少なく「幻の美書」となっています。通算139作が制作されました。
その刊本作品ですが、市場に出回ることはほぼなく今や実物を目にする機会はとても稀少になっています。まれに展示されても「ガラスケースの中」というのがほとんどです。そんな刊本作品を間近に見て手に触れることができるのがこの「武井武雄の絵本箱 “エッほん!?”」なのです。
仕掛け人は、おかもとりよ さん。プロ紙芝居師の「じゃんぼさん」としても知られています。
最後の街頭紙芝居師と呼ばれ今春94歳で亡くなった永田為春(ためはる)さんの直弟子でその道具一式と技を受け継ぎ、永田師のテリトリーの江戸川区の路上で紙芝居を続けています。
その一方で、長年にわたり武井武雄を愛し、コツコツと蒐集してきました。それら貴重なコレクションを惜しげもなく公開してくれるのがこの「武井武雄の絵本箱 “エッほん!?”」なのです。
紙芝居師でもあるおかもとさんのお話会もあります。
「お咄会“イルフな時間”」
8月27日(土)28日(日)
①13時30分~②15時30分から~
500円(次の刊本購入の原資となります)
他に蓄音機でSPレコードを聴くお楽しみもあります(随時)。
夏休み後半、お誘いあわせの上ぜひお越しください。
「武井武雄の絵本箱 “エッほん!?”」
8月26日(金)~28日(日) 11時~19時 入場無料
国立 ギャラリービブリオにて
ギャラリービブリオ公式サイト
https://www.gbiblio.jp/
・・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・・・・・・・・
8月21日(日)
パギやん&春日hachi博文ジョイントライブat ビブリオ
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・・・・・・・・・・・・公開中・・・・・・・・・・・・・・
当ビブリオが「美術協力」したミュージックビデオ「私の孤独」「わたしはわるい人間だもの」、YOUTUBEで無料公開中です。
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ギャラリービブリオ公式サイト
https://www.gbiblio.jp/
国立駅前。展示、ワークショップ会議にご活用ください。レンタルスペース、貸会議室も。
御用の節は上記公式サイトの申し込みフォーム、または・・・、こちらをクリックしてメールください。
中の人はこんな人です。
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