いよいよ本日開幕の「国立うちわ市2022」。

 

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コメディエンヌ・脚本家のオオタスセリさんの作品が届きました。

 

 

 

昨夕の時点では「心のきれいな人にだけ見える魔法のうちわ」が壁にかかっていた。

 

 

 

 

そこにオオタスセリさん本人が届いたのは昨日の日記のとおり。直ちに製作開始。

 

 

 

 

いやもうすでにほとんど出来上がってはいたのだけど。ご自宅で仕上げをすると乾燥するまで梱包できない。そうなるとオープンに間に合わない。そこで会場で仕上げるという妙手に出たのである。ここでなら乾燥させながら陳列できる。さすが。

 

 

っつーか、締め切りは6/8なんですけどね。

 

 

そんなわけで心がきれいでない見られるうちわが姿を現した。

 

 

 

どれもスセリさんの今の心境を投影した作品。どれも民話、寓話に材を採ったもの。登場するのは日本の妖怪たち

 

 

細かく見ていこう。

 

 

「てぶくろ」。

 

ご存じ、ウクライナ民話。

 

 

寒い日、妖怪たちが大きな手袋で温まっていると大入道が「僕も入れて」と。困惑する一同。

 

 

「おおきなかぶ」はロシア民話。

 

 

引っ張っても抜けない大きなかぶ。困惑する一同。

 

 

 

「北風と太陽」はイソップ寓話。

 

 

 

 

「輪入道(火車)」と雪女が大喧嘩。巻き込まれて困惑する一同。

 

 

B面ではそれらの解決するための昔からの知恵が提言されている。

 

 

 

 

なるほど。そうすれば問題は解決しますよね。すばらしい昔話の知恵。

 

 

 

冒頭で書いたようにスセリさんはコメディエンヌで脚本家。

 

 

 

そして演出家。

 

 




ナンセンスネタからブラックネタ、社会派ネタと奥が深い才人だ。昨今話題の「こども食堂」にも真っ向から取り組んだ。

 

 

 

 

亡くなった永六輔さんが大変に推していて、自らのゲスト回の「徹子の部屋」に連れて行ったほど。

 

 

テッパンネタの「ストーカーと呼ばないで」をご覧ください。

 

 

 

 

そして、「笑わない」「変なところで笑う」「話の腰を折る」「オチを先に言う」「意味不明の無茶振りをする」等の必殺技で「芸人殺し」の異名をとる徹子さんに一切ひるまなかった稀有な芸人として伝説を作った。


 

僕が最初にその舞台を見たのはもう20年位前。

 

 

 

 

中山千夏さん、朴慶南さん、辛淑玉さんたちのユニットのショーを見に紀伊國屋ホールに行ったときのこと。幕間に旧知の慶南さんに会いに行って、楽屋の入口でまごまごしていた僕に気づいて奥に連れて行ってくれた親切なホールの係のお姉さんがいて、さらには奥にいた派手なセーターのおじさんが一緒に慶南さんを探してくれた。



この親切なおじさんが「話の特集」名編集長の矢崎泰久さんだったのだが、最初の親切な係のお姉さんが、後半ゲストのオオタスセリさんだった。僕よりも背が高かった。

 

 

縁というのは面白いものである。

 

 

数年前、中学の同級生のコメッチとの雑談で、スセリさんが同じ時期同じ学年で同じ中学校に通っていたことを知ったのだ。クラスが別でスセリさんは数か月で転校してしまったので面識はなかった。でもそれ以来お互いに「中学の同級生の」を頭に冠して他者に紹介している。

 

 

 

 

 

 

そんなご縁で国立うちわ市にご参加いただいている。

 

 

そしてスセリさんから皆さんへのプレゼント。スセリさんのうちわお買い上げのお客様、にロシア-ウクライナの平和への祈りを込めたミニうちわをお付けします(こちらも手描き)。どれを選ぶかは早いもの順。

 

 

 

 

主催ステージ直前のお忙しい中、ありがとうございます。こういう同級生がいるのは僕たちの自慢です。

 

 

せめてあと二日、お早目にいただけたらもっと自慢です。

 

 

・・・・・・・・いよいよ本日より開催・・・・・・・・・・・・・・

 

6月16日(木)〜28日(火)

「国立うちわ市」

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・・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・・・・・・・・

7月23日(土)、7月24日(日)

「YO-EN唄会 黄昏に恋して 2デイズ」vol.14

 

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・・・・・・・・・・・・公開中・・・・・・・・・・・・・・

 

当ビブリオが「美術協力」したミュージックビデオ「わたしはわるい人間だもの」、YOUTUBEで無料公開中です。

 

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中の人はこんな人です。

 

↑↑久保新二&しのはら実加「下町禁足地」にゲスト出演。 詳細は画像をクリック! ↑