今日は中休みの定休日。

 

 

玄関にこの貼り紙をして出発。

 

 

 

 

行先は町田。八王子まで中央線で横浜線に乗り換えて。

 

 

目指すは駅から徒歩7分の町田市民文学館 ことばらんど。ここで12/26(日)まで開催中の「開館15周年記念 浅生ハルミン ブック・パラダイス展-猫と古本を愛してやまないあなたに」を見に行ったのだ。

 

  ↑ 企画詳細は上の画像をクリックすると公式サイトへ ↑↑

 

 

ハルミンさんには安西水丸さん亡きあとの「俳画カレンダー」、および「国立うちわ市」でお世話になっている。ずっと行きたいと思いつつ最終週になってしまった。

 

 

公式サイトに曰く

浅生ハルミンさんは、かつて九品仏にあった古書肆「なないろ文庫ふしぎ堂」での店番中に店主・田村治芳に見出され、伝説の古書情報誌『彷書月刊』で連載「ハルミンの読書クラブ」を担当、エッセイストとしてデビューします。以来約30年間、本や雑誌、古本といった〈ことば〉の世界と身近に接しながら、イラストレーター・エッセイストとしてしなやかに創作活動を続けてきました。
なかでも、路上観察の手法から生まれたエッセイ『私は猫ストーカー』(2005年)は2009年に映画化され、彼女の名を一躍有名にします。こうして「すき!」を仕事にしてきた彼女の隣には、いつも〈本〉の存在がありました。
なんとなく〈本〉が好き、いつか〈本〉に関する仕事がしてみたい、と考えているあなたに贈る「すき!」を仕事にするヒント。本の世界で活躍するハルミンさんの仕事を通じて一緒に考えます。浅生ハルミンさんの〈本の仕事〉を紹介する初めての本格的な展覧会です。

 

 

 

 

 

 

 

実はビブリオの初夏のうちわ市にハルミン展企画者の同館の学芸員さんが来られてこの企画のことを教えていただいていた。そしてその時に会場で俳画カレンダーを販売していただくことが決まったのだ。発売当初から何度目かの補充をして今日はその最後の納品もかねて。たくさん売っていただきありがとうございます。

 

 

同館は駅から徒歩7分の住宅と商店が混在するエリア。

 

 

 

入り口に大看板。

 

 

 

まずは納品。担当学芸員さんが取材で外出中なのは事前に伺っていたのでサブの方に手渡ししご挨拶。そうしたら主任学芸員のKさんを呼んでくださった。実はお会いしたかった方。僕は去年から今年にかけて町田出身の詩人・八木重吉に関する仕事をしたが、Kさんにはいろいろ教えていただいた。5年前開催された伝説の企画展「八木重吉-さいわいの詩人」展の仕掛け人。

 

 

  ↑ クリックすると紹介映像  ↑

 

コロナで立ち止まってますけどやってみたいことはいろいろあります。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

そして「開館15周年記念 浅生ハルミン ブック・パラダイス展-猫と古本を愛してやまないあなたに」を観覧。

 

 

 

 

ここから先は撮影禁止。

 

 

実にボリュームがあり面白い展示だった。ハルミンさんの絵や文章の魅力が余すところなく展開されている。猫のことや古本のこと、さらには今まで手掛けてきた広告美術も

 

 

「第三章」と銘打たれたコーナーのサブタイトルは「古きいとしきものものたち ~古本、俳句俳画、日本映画、職人芸」。ここでは「俳画カレンダー」の原画と現物が展示されていた。どれも僕の前を一瞬通り過ぎて行った原画たちとの久々の再会に感動。そして「うちわ」も。

 

 

そうそう、当然ながら場内は撮影禁止。でも一か所だけ撮影可の場所がある。顔出しパネル。では早速。

 

 

 

自撮りでは意味不明。とはいえ、居合わせた見知らぬ人に「撮ってください」って言えるくらいの社交性があるなら別の人生を歩んでいる。ああ、自撮り棒を持っていけばよかった。

 

 

とにかく企画者のハルミンワールドへの愛と尊敬、さらには工夫と機転も感じられてとてもいい雰囲気だった。そのいい雰囲気の中で一つ一つのハルミン作品が際立って、粒だって、輝いていた。これは本当に面白い、おすすめ。元気が出る。

 

 

もう数日しかないけどいかれる人は行くべき企画。ほかに予定があっても多少の不義理をしても見る価値がある、と思う。

 

 

帰り際に気づいたのだが入口のところの協力者への謝辞のパネルに小説家の嵐山光三郎さん(多く著書の表紙や挿画にハルミンさんを起用していて、本展にも解説を寄せている)、会期中に対談をされた歌人の穂村弘さんと並んで僕の名も入れていただいていた。恐縮です。

 

 

これが無料とは町田の納税者の皆さん、恐縮です。

 

 

実はもう一つ、町田まで来たついでに行きたいところもあったのだが、ハルミン展でテンション上げすぎて燃え尽きて断念。帰途に就いた。

 

 

改めて浅生ハルミンさん、すごい人です。ぜひ当ビブリオでも何か企画させてください。

 

 

・・・・・・・・・・開催中・・・・・・・・・・・・・・

 

12月16日(木)~12月26日(日)

西村繁男絵本原画展「もうすぐおしょうがつ」 

↑↑ 詳細は画像をクリック! ↑↑

 

 

・・・・・・・・・・・好評発売中・・・・・・・・・・・・・・

 

国立名物「俳画カレンダー」令和四年版

 (増田書店、ペーパーウォールノノワ、旧国立駅舎にて)

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通販サイト「ギャラリービブリオBASE店」でも販売してます

 

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・・・・・・・・・・・・公開中・・・・・・・・・・・・・・

 

当ビブリオが「美術協力」したミュージックビデオ「わたしはわるい人間だもの」、YOUTUBEで無料公開中です。

 

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・・・・・・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・・・・・・・・

 

2022年1月13日(木)~1月18日(火) 

鈴蘭スケッチ展
「その先は森でしょうか 海でしょうか」

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ギャラリービブリオ公式サイト
https://www.gbiblio.jp/

国立駅前。展示、ワークショップ会議にご活用ください。レンタルスペース、貸会議室も。 

御用の節は上記公式サイトの申し込みフォーム、または・・・、こちらをクリックしてメールください。