YO-EN唄会「黄昏に恋して」中止のお知らせ
日頃お世話になっております。
さて、今週末の3月28日(土)29日(日)に予定しておりました。YO-EN唄会「黄昏に恋して」ですが、今般の「外出自粛要請」をうけ中止とさせていただきます。楽しみにしていただいているお客様の顔を思い浮かべると断腸の思いです。苦渋の決断です。「不要」ではありませんが「不急」と判断いたしました。何卒ご容赦ください。取り急ぎお詫び申し上げます。
夏には再び企画いたします(すでに動き始めています)。その折はぜひまたお集まりいただけますようにお願い申し上げます。
ギャラリービブリオ 十松弘樹
2020年3月26日朝。
朝起きて朝刊をチェック。テレビでも昨晩の都知事の記者会見の模様を繰り返し報じている。
こ、こりゃいかんな。
さて、開催するか中止するか。迷いどころ。これは主催者である僕が決断し、その決断に責任を負わなければいけない。このライブはビブリオの主催イベントだ。「アーティストと協議の末」でない。あくまで僕の決断でなければならない。ましてやアーティストに判断を丸投げ、なんてことがあっていいわけがない。
ここは安全第一をとろう。苦渋の決断だが中止しよう。
そこで書いたのが上の文章。推敲に推敲を重ねて紙に印刷。そこで昨晩のライブに完全燃焼でまだお休みになっているYO-ENさんに階下から電話した。
事務所に降りて来てくれたYO-ENさんに、現状を説明したうえでペーパーを見せ、僕の考えを述べた。YO-ENさんは真剣な面持ちで僕の話を聞き文案を読み、そして了承してくれた。昨年11月のツアーが終わった瞬間から準備をし、新曲を仕込み、練習を重ねてきたライブだ。無念でなかろうはずはないが、一拍おくと笑顔で「おまかせします」と言ってくれた。
そこから僕は上の文章をSNSに上げ、SNSをつかってない人にはメールを送り、メールを使っていない人には電話をして中止を告げた。
その間にYO-ENさんは荷造り。ツアーは中断なので今日、お帰りいただく。
本来、今日はオフ日で東京のお友達と楽しいプランがあったようなのだが、一刻も早く大阪のご自宅に無事帰ってもらうための緊急措置としてその予定をキャンセルしてもらった。そんなに急いで帰さなくてもと思う人もいるかもしれないがそこはツアー責任者として心を鬼にして。万一「首都封鎖」とかなったら大変なことになる。まずは「首都脱出」。
午後2時過ぎ出発。車で東京駅までお送りした。荷物が多いからというのもあるけど、感染リスクを少しでも減らそうと。僕はまだ感染してないような気がするので。途中おしゃべりに夢中になって首都高の出口を間違えたりもしたが3時30分には東京駅八重洲口にYO-ENさんを降ろし、笑顔で再会を約した。
一路、西へ。5時ちょっと前に帰宅。
車を見たらリアゲートにビニール袋が挟まっていた。YO-ENさんの荷物を下ろすときに挟まったのかな。
幼稚園に電話。ライブ当日の29日開催だから出席を断っていた出身幼稚園の理事会に予定変更して行こうと思って電話したら(長年、評議員をつとめている)、理事会も中止になっていた。そりゃそうだ。ちょっと考えればわかること。
YO-ENさんからは夕食の頃、無事大阪に着いたと元気な声で電話があった。よかったよかった。お疲れさまでした。
これにて「YO-EN東京ツアー2020春」は終了。(僕としては)メイン、クライマックスのビブリオライブを中止にせざるを得なかったのは無念だし、それに向けて調整してきたYO-ENさんの心中を考えると胸が痛むのだが、明日からは次のことを考えていこう。
それにしても昨日の晩、打ち上げをできてよかった。
・・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・・・・・
4月5日(日)
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4月16日(木)
木山裕策ライブ「私歌集 ~第一章~」 ←クリック!!
4月20日(月)~29日(水・祝)
春の陽気! 『チャーマァ洋品店』第3号店 ←クリック!!
5月下旬に水谷雄司展を開催予定。
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ハテナダイアリーの過去記事
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