----昨日の続き。------

 

 

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そんなわけで昨日は忘年会だった。メンバーは昨日の日記に書いたアカネ嬢とやまちゃん。

 

 

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この忘年会、そもそも先月やまちゃんが「妖艶祭文」に来てくれたのがきっかけ。

 

 

 

 

その時に彼が還暦となって定年退職したとの話を聞いたから。アカネ嬢、現在のアカネ姐に伝えたら「集まってお祝いをしよう」と言い出してくれたのだ。それがきっかけ。忘年会兼還暦祝い。会場はビブリオ「芙蓉の間」で酒肴は持ち寄りで。

 

 

夕方、やまちゃんから「りんごほっぺ」の登板を求めるメッセージが来たので慌てて電源を入れた。なかなか回転数が安定しない。

 

 

 

 

回転数は安定しないけど麻丘めぐみさんかわいいなあ。僕のサラリーマン生活の末期、会社の職制会のパーティーのゲスト歌手にあべ静江さんを呼んだことがあった。その時あべさんがMCで

 

「今日は“いい旅夢気分”の撮影で箱根の旅館に麻丘めぐみちゃんを待たせている。食事のシーンはもう撮っていて、このあと箱根に戻って入浴シーン」

 

と言っていたけどあれは本当だったのだろうか。それともMCのテッパンネタか。

 

 

こちらが昨日の食卓。

 

 

 

 

アカネ姐がタンドーリチキンやらサラダやらいろいろ作ってきてくれた。やまちゃんはお酒やワインや一流店のチーズやローストビーフを持参。おでんは僕の提供。出来合いだけどね。大事な友人二人のために心を込めてパッケージの封を切り、心を込めて鍋にあけ、心を込めて「加熱」のボタンを押した。

 

 

このお酒はアカネ姐提供。

 

 

 

彼女のいとこが営む蔵元だそうだ。

 

 

飲むほどに語るほど…。話題は現在と過去が交錯。我々世代の共通の娯楽である、介護、病気、資産形成の話もしっかりと。

 

 

最後は終電が迫りバタバタと解散。18時から23時30分まで5時間半飲み続け、しゃべり続け。まだまだ元気。

 

 

現場写真。

 

 

 

諸般の事情で顔を隠している。

 

 

ファンの夢を壊すといけないので。あ、僕じゃなくてアカネ姐のね。

 

 

昨日はオフモードだったアカネ姐、実はその美貌がしばしば話題になる音楽家なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

この動画では越孝さん(大好き)のど迫力の語りを支えている。「浄瑠璃界のクールビューティ」とな。この動画必見です。めちゃかっこいいです。

 

 

元・大阪市長(文化を大切にする方ね)と対談したこともあったなぁ。

 

 

 

 

故・橋本治さんの著書の表紙モデルを務めたこともあった。

 

 

 

僕はいつも一言多いほうで、これまで40年間でなんどか筆禍舌禍で出入り禁止になっている。今回は大丈夫かなぁ。リサイタルのフライヤー貼るから許してください。

 

 

 

 

以前、ブログに学生時代の古典芸能鑑賞に関するエピソードを書いて叱られたこともあった。

 

 

それから寛也先生(急に敬称をつける)の稽古場の近くの中華屋さんに連れて行っていただいたことがあった。寛也先生お気に入りのその中華屋さんは大そうおいしかったのでしばらく経ったときに一人で行った。お店の人が僕の顔を覚えているかどうか微妙だったんだけど会計の時、聞いてみた。

 

 

三味線の姉さんは今もお店によく来ますか?

 

 

「はい、昨日もお越しいただきました。失礼ですけどお友達ですか?」

 

 

いえ、弟です。姉がいつもお世話になっております。

 

 

ほんの冗談だったんだけど次に寛也先生が行ったときにお店の人が「先日、弟さんがお見えになりました」と言って露見。もちろん顰蹙のメールをいただいたわけだが・・・・・、

 

 

なんで僕だとわかったんだろう。

 

 

 

 

でも僕が脳梗塞で入院した時はお見舞いに来てくれた。それはほんとうにありがたかった。一度目はまだ意識がちゃんと戻ってない頃で、妻の押す車いすで一緒に談話室に行き話をしたらしいのだがほとんど覚えていない。その時はお見舞いに今治タオルをいただいて入院生活でずいぶん重宝した。ドクロ柄だった。もちろん現物はとうに擦り切れてしまってタオルとしての役目を全うし手元にないが旧ブログに写真が残っていた。

 

 

 

 

 

 

脳の疾病で死にかけた人のところにドクロ柄?  なんていうどうでもいいことよりも僕の好みを優先してくれたことがうれしかった。

 

 

 

リハビリ病院に移ってから。季節もののハロウィンバケツを持ってきてくれた。今も仕事場で愛用している。ホチキスと付せんとかクリップとかなくしやすいものを入れている。

 

 

 

 

この時はお仕事の帰りで、泥大島の渋い着物に頭もステージ用に結い上げたどうみても粋筋のこしらえで、入院仲間のおじいさんたちが色めき立って面白かった。かえったあとに「あの方はどういう人か」と問われたら「なじみの芸妓だ」と答えようかと思っていたんだけど誰も聞いてくれなかった。

 

 

その数日後、やまちゃんも来てくれた。

 

 

「いや寛也さんに君の様子を聞いたら“相変わらず口だけは達者だ”といったきりで様子がわからないんで見に来たんだ」

 

 

「相変わらず口だけは達者だ」はずいぶんな言いようだが間違ってはいな。まだ全然歩けずに車いす生活だったのだ。「お笑いアイアンサイド」を標榜して。もちろん頭の中にはクインシー・ジョーンズのこの曲が鳴り響く。

 

 

 

「新聞によりますとぉ」、いやそうじゃなくて。

 

 

やまちゃんが来てくれたのもうれしかったなぁ。

 

 

初めてやまちゃんに会った19歳の時僕は「世の中にこんなに頭の切れる人がいるんだ」と思ったのだが、その思いは40年たった今も変わってない。それでいて人情に篤い。清潔だけど青臭くない正義感。上品なユーモアで周囲に笑いが絶えない。「明晰な頭脳」「厚い人情」「正義感」「上品なユーモア」・・・僕に足りないものを全部持っている。その思いも40年たった今も変わってない。

 

 

僕の結婚式では披露宴の司会をしていただいた。あとできてたら結婚式の司会もちろん、出席するのも初めてだったそうだ。おかげさまで来年で35周年。珊瑚婚式というそうだ。

 

 

あ、やまちゃんの写真がない。そうかこの写真はやまちゃんが撮ったんだもんね。

 

 

 

 

えーっと、大体こんな感じの人です。

 

 

 

 

高級官僚の子弟として育ったやまちゃんと、厳格な教育者の家に育ったアカネさんと、銭湯の息子として育った僕と、育った環境は違うが妙に馬が合った。これからもよろしくね。

 

 

 

 

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