そして今日も昨日日記。12/1(日)のこと。

 

 

「YO-ENライブ昭和歌謡SP.⑦」の千秋楽。千秋楽といっても二日目。ツアーファイナル。

 

 

9時ごろ「出勤」するとすでYO-ENさんは臨戦態勢。すぐにリハーサルを始めた。

 

 

リハーサルの合間に今日のスケジュール確認。

 

 

「今日は開演何時でしたっけ?」

 

16時です。

 

「じゃ終わると、18時15分くらいですね」

 

そうですね、そのくらいですね。

 

「そのあと打ち上げですよね」

 

そうです。18時40分くらいには始められますかね。

 

「6時台!! じゃ、みなさんの終電までには相当、飲めますね」

 

は、はい。そ、そうですね。それを目指して今日も頑張りましょう。

 

 

基本的に昨日と同じセットリスト。でもまるっきり同じではない。二日目だけの曲もある。初日歌ったけど2日目歌わない曲もある。

 

 

僕のほうは打ち上げの準備。西友とビブリオを何往復か。そしてオードブルセットを4つ作った。ニトリのオードブル皿が優れもの。げっ、包丁が全然切れないぞ。暫く研いでないからなぁ。100均の包丁も研げば少しは切れ味が良くなる。そして冷凍の枝豆を解凍。

 

 

のんびりはしていられない。何しろ今日は16時開演。15時30分開場だ。

 

 

15時くらいから外に並んでいる人影が見える。

 

 

15時30分、オンタイムで開場。オンタイムで開演。もちろん満席。

 

 

 

下手よりの通路もやがて遅れてくるお客様で塞がる。

 

 

今日だけ歌う歌の一つがオリジナルの「魂ふたつ」。

 

 

 

 

これは僕のリクエスト。

 

このYO-ENさんのオリジナル楽曲を劇中曲に使う映画「地球最期の日々(仮。来春公開)」のプロデューサーと監督がおそろいで来るのだ。

 

 

それとオリジナルの「冬枯れの彼方」も昨日歌わなかった曲。今日から12月だもんね。

 

 

 

 

昨日歌って今日歌わない曲も少しあるものの他はほとんど同じ。だからというわけではないが、今日は写真がほとんどない。実は撮る暇がなかったのだ。理由は打ち上げの準備。受付時に参加の有無を聞くので入場が終わるまで参加人数が確定しないのだ。

 

 

前説、司会、照明をやりつつ打ち上げの準備、よっちゃんを客席に送り出してからは受付も兼務。遅れてきた人の対応もある。来るか来ないかわからない人もいるので会計も絞められない。こういう作業について「クタクタになる」とかボヤく人が時々いるけどそういう人は適性がないからイベントごとには手を出さないほうがいい。僕は逆にヘンなアドレナリンが出て心身が活性化する。知り合いのスタッフ系、裏方系の人はみんなそう言っている。

 

 

自分の分の椅子は用意しない。スタッフや裏方で椅子に座ろうなんて料簡が間違っている。いつ飛び出さなきゃいけない用事が発生するかわからない。椅子などに座れるわけがない、邪魔なだけ。とまあ、こういういささか剣呑な、職場の先輩や上司にはいてほしくないタイプののアドレナリンがでるのだ。

 

 

 

今日もエンディングは満員のお客様とシングアウト。

 

 

そしてアンコールを経て終演。

 

 

ここからが大車輪。終演のご挨拶をして帰られるお客様の送り出しをしつつ打ち上げの準備。常連のお客様の力を借りて会場設営。お見送りはYO-ENさんにお任せ。僕に見送られても誰もうれしくない。

 

 

座卓を四つ直列配列にして周りに座布団を配す。そのころにはお見送りが終わったYO-ENさんを楽屋に送りだし設営の続き。ドリンク&フーズの搬入。勝手知ったる皆さんが手伝ってくださるので本当に助かる。

 

 

セットできたら皆さんに座っていただき、YO-ENさんが来るまでの間は意味のないトークでつなぐ。

 

 

 

 

お着替えしたYO-ENさんが降りてきて・・・。別に「降臨した」という意味ではない。2階の楽屋から降りてきて開宴。乾杯の発声はミスター・ピンクこと映画監督の池島ゆたかさん。

 

 

ライブ参加者の半分以上が参加するにぎやかな宴会。このライブの打ち上げ、というだけでなくYO-EN史上最大の12日間8公演の「東京・横浜ツアー」の打ち上げでもあるのだ。

 

 

やり切って晴れ晴れとした表情のYO-ENさんを囲み話の花が咲く。

 

 

 

写真では向こう向いてるけど。

 

知らぬ同士が紙皿たたいてチャンチキおけさ。会社員、編集者、映画監督、俳優、介護士、舞踊家、出版アナリスト、武道家、学芸員、そしてミュージシャン。仕事も年齢も境遇も住まいも様々な人たちが「音楽」を媒介に話が弾み、百年の知己になる。席亭冥利。こんなに幸せな商売はない。これでもう少し儲かれば言うことないがこれで儲かったらバチが当たるね。

 

 

 

 

 

少し人数が減るごとにテーブルを間引いて本当に上りの終電が近づくまでの大宴会。最後、YO-ENさんの謝辞と池島監督の一本締めでお開き。

 

 

後片付けまで皆さんに手伝っていただいた。皆さんを送り出した後、僕とよっちゃんとYO-ENさんの3人で仕上げ。よっちゃんを送り出したあと、差し入れのお団子いただきながら精算。明日は出立なので今日中にやっちゃわないと。今日中?  まもなく日付が変わるぞ。

 

 

僕がパソコンを叩く音を聞きながらこっくりこっくり舟を漕ぎ始めるYO-ENさん。本当にやり切ったんだなぁ。まさしく燃え尽きたんだなぁ。

 

 

でも白い灰になるのは待って。もうちょっと頑張って。

 

 

日付が変わるころ精算終了。いつもニコニコ現金払い。今回は2デイズだからいつもの2倍。グリーン車で帰れますよ。

 

 

「いえ、高速バスです」

 

とあくまでつましい。

 

 

これにて「YO-ENライブ昭和歌謡スペシャル⑦ 2デイズ」、無事終了。大成功。ツアーも無事終わった。YO-ENさん、久しぶりにゆっくりお休みください。

 

 

 

以上、12/1(日)の昨日日記でした。ツアーのまとめは明日。

 

 

 

 

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