ダイハツ工業は9月20日、タントなど15車種の前部座席ついて、取付けボルトの締付けが不適切として、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2019~24年に製造された計15車種の合計171万0607台。
リコール対象車種はダイハツ『タント』39万6338、『タフト』20万7408台、『ミライース』19万7306台、『ムーヴキャンバス』18万3624台など。トヨタ自動車やスバルにOEM供給している『ライズ』や『シフォン』なども含む。
前部座席において取付けボルトの締付けが不適切であったため、走行中の振動などにより当該ボルトが緩むものがある。そのため、取付け部から異音が発生し、そのまま使用を続けるとボルトが脱落し、最悪の場合、衝突時に座席が動き、本来の乗員保護性能を発揮できないおそれがある。
全車両、当該ボルトを指示トルクで適切に締付けるという。なお、ユーザーから申し出のあった不具合件数は449件、事故は発生していないそうだ。
リコール対象車種
ダイハツ:タント、タフト、ミライース、ムーヴキャンバス、ムーヴ、ロッキー、キャスト、ミラトコット
トヨタ:ライズ、ピクシスエポック、ピクシスジョイ
スバル:シフォン、ステラ、プレオプラス、レックス
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