◆角田裕毅が8位獲得、日本人のモナコ入賞は13年ぶり
2024年F1第8戦モナコGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は8位だった。
第81回目のモナコGPとなった2024年F1第8戦決勝では、スタート直後に立て続けて3件のアクシデントが起きた。
まずターン1(サン・デボーテ)で2番グリッドスタートのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と、3番グリッドスタートのカルロス・サインツ(フェラーリ)が接触。サインツは左フロントタイヤをパンクし、ピアストリも車体にダメージを受けた。
2件目は、エンジン全開で駆け上がるボー・リバージュでの多重クラッシュだった。セルジオ・ペレス(レッドブル)の右サイドから、ケビン・マグヌッセン(ハース)が強引にねじ込み接触。2台の真後ろにいたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)も巻き添えを食って、3台がリタイア。レッドブルのマシンは大破したが、幸いペレスに怪我はなかった。
そして3件目は、トンネル前のターン8(ポルティエ)。エステバン・オコン(アルピーヌ)がピエール・ガスリー(アルピーヌ)の右サイドから仕掛け、行き場を失ったガスリーの右フロントタイヤとオコンの左リヤタイヤが接触。オコンのマシンは大きく跳ね上がり、赤旗提示中に自力でピットに戻ったもののそのままリタイアとなった。
また、RBの角田裕毅が伝統のモナコGPで1周遅れながら8位でゴールし、3戦連続入賞を果たした。モナコGPで日本人が入賞したのは2011年に5位を獲得した小林可夢偉(当時ザウバー)以来、13年ぶり。
8番手からスタートした1周目にレッドブルのセルジオ・ペレスらによる多重クラッシュでいきなり赤旗中断に。再スタートでも8番グリッドから順調に発進し、そのまま8番手をキープした。これでランキング10位をキープした。
優勝は地元モナコ出身でもあるフェラーリのシャルル・ルクレールがポールトゥウインで飾り、今季初勝利を決めた。モナコ国籍の選手がモナコGPを制したのは1931年のルイ・シロン以来、93年ぶり2度目。1950年にF1世界選手権になってからは初となった。
2位にマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)、3位にフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が入った。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は6位に終わった。
レース再開後は序盤からタイヤマネジメントを重視した戦略でスローペースが続いた。
【F1 第8戦 モナコGP 決勝暫定結果】
1 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3 カルロス・サインツ(フェラーリ)
4 ランド・ノリス(マクラーレン)
5 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
6 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
7 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
8 角田裕毅(RB)
9 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
10 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
(以上入賞)
11 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
12 ダニエル・リカルド(RB)
13 バルテリ・ボッタス(キックザウバー)
14 ランス・ストロール(アストンマーティン)
15 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
16 周冠宇(キックザウバー)
リタイア エステバン・オコン(アルピーヌ)
リタイア セルジオ・ペレス(レッドブル)
リタイア ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
リタイア ケビン・マグヌッセン(ハース)
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