● メルセデス・ベンツが開発中と噂されていた「レンジエクステンダーEV」の動向 | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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◆実は作っていた…、エンジンで発電する長距離EVの開発中止か
ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツは、内燃エンジンを発電機として使用し、電気モーターで駆動するレンジエクステンダーEVの開発テストが中止されたと欧州メディアが報じた。


先進的なパワートレインと空力性能で長距離走行を実現するといわれるメルセデス・ベンツの「レンジエクステンダーEV」、1.0L 2気筒ターボ+電池で走行距離700km以上といわれている。


バッテリーの残量が低下したときにエンジンで充電し、EVの航続距離と実用性を高めるというものだ。しかし、メルセデス・ベンツの車両開発に詳しい関係者によると、よりシンプルで費用対効果の高い従来型のバッテリーEVに集中することになったという。


「パッケージングと走行テストのために、既存モデルをベースにレンジエクステンダーのプロトタイプを作った。しかし結局のところ、レンジエクステンダーのドライブトレインは過渡的な技術であり、販売面での恩恵は比較的短期的で、生産コストも比較的高いという結論に達した」と関係者は語った。


プロトタイプにはEQSベースの車両もあった。1.0L 2気筒ターボガソリンエンジン(市販の2.0L 4気筒エンジン「M254」の半分)を搭載し、純粋に発電機として使用するとされていた。このエンジンは一定回転数での効率向上を目指し、ミラーサイクル技術を導入した。また、排気用のマフラーをフロントに配置している点が特徴で、リアまで長い配管を通す必要もない。


車輪を駆動するのは最高出力270psのリアマウントの電気モーターで、床下のリチウムイオンバッテリーから電力を供給する。バッテリー容量は市販EQSの約半分とされ、従来通りACおよびDC充電器に対応する。バッテリー残量が減少し、充電器を利用できない場合にエンジンで発電するシステムだ。プロトタイプでは、バッテリーと燃料タンク(容量不明)を合わせた理論上の航続距離はEQS 450+の780kmを超えるという。


レンジエクステンダーEVは近年、世界最大のEV市場である中国でにわかに注目を集めている。地方都市や郊外では充電インフラが不足しているため、多くの自動車メーカーがレンジエクステンダーモデルを導入し始めている。


中国では最近、レンジエクステンダーモデルが数多く販売されており、その筆頭が理想汽車(Li Auto)といわれている。北京を拠点に2015年に設立された同社は、2023年に37万6030台を販売したが、それらすべてがレンジエクステンダー・ドライブトレインを搭載している。航続距離への不安を和らげ、十分な充電インフラがまだ存在しない地域で支持を得ているそうだ。


なにかと「つなぎシステム」だとか、EV化への過渡期的な一時モデルと揶揄される「レンジエクステンダー」、さてさて、今後の自動車パワートレインの動向はどうなるのでしょうか。
 

 

 

 

 


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