F1世界選手権第14戦オランダGP決勝が、2023年8月27日、オランダのザントフールト・サーキット(4.259km)を72周して行われた。スタート直後、そしてゴール目前で降った突然の雨も、その後の赤旗中断も、孤高のチャンピオンシップリーダーの行く手を阻むことはなかった。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が母国で3年連続となるポール・トゥ・フィニッシュを達成し、今シーズン11勝目、通算46勝目を飾った。これでフェルスタッペンは5月のマイアミGPから9連勝したことになり、2013年にセバスチャン・ベッテルが打ち立てた最多連勝記録に肩を並べた。
2位はアストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソ。予選5位から表彰台圏内の3位、さらにレース終盤の大雨で2位へと躍進し、第9戦カナダGP以来となる今季7度目のポディウムにのぼった。またレース中のファステストラップも記録した。
3位はアルピーヌ・ルノーのピエール・ガスリー。12番グリッドからスタート直後の雨の混乱に乗じて上位にジャンプアップ。4位でチェッカードフラッグを受けたが、前を走るレッドブルのセルジオ・ペレスがピットレーンのスピード違反で5秒ペナルティーを受けると繰り上がり、2021年アゼルバイジャンGP以来となる3位表彰台を獲得した。
レッドブルのペレスは、2位を走行するも大雨でコースオフ、赤旗からの再開後にペナルティーを受け3位から4位に転落した。フェラーリのカルロス・サインツJr.は予選順位より1つポジションを上げ5位フィニッシュ。メルセデスのルイス・ハミルトンは13番グリッドから6位入賞を果たした。
マクラーレン・メルセデスのランド・ノリスは予選で2位と善戦するも、雨への対応が遅れ大きく後退し7位。ウィリアムズ・メルセデスのアレクサンダー・アルボンは今季4回目の入賞となる8位だった。マクラーレンのオスカー・ピアストリは9位。そしてアルピーヌのエステバン・オコンは10位でゴールし、それぞれポイントを持ち帰った。
なお、角田裕毅(アルファタウリ)は13番手でチェッカーも、5秒タイムペナルティにより15位、そして今回がF1デビューレースとなったリアム・ローソン(アルファタウリ)は13位となった。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位フェルスタッペン339点、2位ペレス201点でフェルスタッペンのリードは138点に拡大。3位アロンソ168点、4位ハミルトン156点、5位サインツJr.102点と続く。コンストラクターズチャンピオンシップは、1位レッドブル540点、2位メルセデス255点、3位アストンマーティン215点、4位フェラーリ201点、5位マクラーレン111点といった上位の顔ぶれとなった。
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【 Race Highlights | 2023 Dutch Grand Prix の動画はこちら 】
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