● F1ロシアGPのプロモーター、F1のロシアGP 2022『開催断念』発表に反応

◆2022年 9/23～25 予定通り開催できる可能性があると主張
F1は今季のロシアGPは現在の状況では「不可能だ」として、開催を断念することを発表したものの、同グランプリのプロモーターは、予定通りレースを開催できる可能性があると主張する声明を発表しました。

ロシア軍が2月24日にウクライナに侵攻したことを受けて、F1は翌25日に、「現在の状況ではロシアの地でF1イベントを開催することは不可能だ」として、今季のF1ロシアGPの開催を断念することを発表した。

しかし、ロシアGPのFormula 1プロモーターであるANO "ROSGONKI"が、このF1の発表を受けて声明を発信。契約が中断したことは認めつつも、予定通りグランプリが開催できる可能性もあるとして、チケットの払い戻しを請求しないよう求めた。

2022年2月25日のF1が発表した公式声明によると、『現在の世界における政治情勢により、FIAは2022年9月にソチで開催される予定だったロシアでのF1世界選手権のラウンドに向けた準備を、この状況下では開催することが困難なため、一時停止することを決定した』と声明を発表している。

「ロシアGPの公式プロモーターであるANO "ROSGONKI"とF1の間の合意は、不可抗力の出来事のために中断されている」、「購入したチケットはキャンセルされない。ラウンドが以前のスケジュール通りに開催される可能性があるため、今すぐ払い戻しを受ける必要はない」

「プロモーターとしてのANO "ROSGONKI"は、ソチ・オートドロームを訪れるゲストにサービスを提供するため、そしてモータースポーツ・イベントを維持するため、されに連邦、地域、地方自治体レベルで開催承認されたイベントカレンダーを実現するために、通常通りの業務を続けていく」

なお、現段階では今年のロシアGPの代替開催候補として、「トルコ」が有力とのことで、トルコGPになるのではないかという関係者の声も多いそうだ。しかし、これはあくまで可能性の選択肢であるため、今後まだまだ紆余曲折が考えられる。

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