● ルノー『AIR4』、名車「キャトル」が空を飛ぶ…誕生60周年記念コンセプト | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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ルノーは、コンセプトモデルの『AIR4』(Renault AIR4)を欧州で発表しました。「AIR4」は、ルノーの名車『4』(キャトル)の誕生60周年を祝福する一連のコンセプトカーの最後のモデルとして登場したものです。


◆電動パワートレインで飛行する新たなモビリティの提案
開発にあたって、ルノーはモーションデザインハブの「TheArsenale」と協力。近未来的なショーカーを開発した。オリジナルのルノー4の再解釈として、電動パワートレインによって、4基のローターを動かし、空中を飛行できる「空飛ぶ車」を提案している。


AIR4は、独立と自由の象徴になるという設定だ。地上での交通量が増加している現在、新たなモビリティとして、フランス・コートダジュールのルノーのテクノロジーパークにおいて、企画や設計、組み立てが行われた。


AIR4は、TheArsenaleの「ROAD TO AIR」部門の最初のプロダクトという。未来の輸送ネットワークが、空にあることを想定している。感情を刺激し、喜びを提供する新しい種類のモビリティの開発を目指すTheArsenaleのパトリス・メイグナンCEOの発案によるものという。


◆フロントヒンジのボディシェルを持ち上げて室内に乗り込む
デザインは、オリジナルモデルを現代的にリモデルしたものという。車体はフルカーボン製で、オリジナルモデルのフォルムが再現されている。

 

推力やリフトに対応するように設計されており、人工知能(AI)を利用した計算とテストにより、テラバイトのデータが生成されたそうだ。全てのデータが分析されて、解析のうえ設計に反映されたという。設計が完了すると、実際の飛行試験が実施された。


タイヤに代えて、合計4個の2ブレードプロペラが取り付けられ、車体はローターフレームの中央に配置される。フロント側のヒンジに向け、ボディシェルを持ち上げて、室内に乗り込む。


2万2000mAhのリチウムポリマーバッテリーが搭載されており、総出力は約9万mAhで、水平方向には毎秒26mで飛行できる。飛行中の傾斜角は45度で、最大傾斜角は70度。安全上の理由から、離陸速度は毎秒14m、着陸速度は毎秒3m、最大高度は700mに制限されている。プロペラは垂直方向の推力が95kgで、4基合わせて380kgとした。


◆30年間に世界で800万台以上を販売したオリジナルのルノー4
ルノー4は1961年に発表された。コンパクトボディに広い室内空間を備えていたのが特徴だった。あらゆるシーンで使い勝手の良いルノー4は、20世紀後半のカーライフを代表する車のひとつだ。1961年の発売から1992年までの30年間に、800万台を超えるルノー4が、ルノーのフランス工場から世界約100か国の顧客に届けられた。とくに、フランスでは乗用車史上最多の生産台数を記録し、「クルマのジーンズ」と称されている。フランス本国では、ルノー『4L』(キャトレール)と呼ばれる。


ウーマンリブ運動が隆盛した1963年には、有名女性誌『ELLE』の読者に48時間、ルノー4を貸し出すという「エル・オペレーション」を実施した。これは、人の未来のビジョンを描くルノー哲学を象徴するイベントとして知られている。このルノー4のエスプリを現代に引き継ぐモデルが、『カングー』とされる。


ルノー4は、その成功のおかげで、さまざまなオプションやコラボレーションモデルが数多く存在している。フランス国内では、郵便局や憲兵隊(国家警察)に納入された。フランスの郵便局向けの車両は、「La Poste(郵便局)」と刻まれた黄色いボディが特徴で、フランス映画にも起用されている。

 

 

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【 AIR4 - TheArsenale x Renault の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=ILzoG9dlVZM

 

 

【 Flying Car Renault AIR4 - YOUCAR の動画はこちら 】

https://www.youtube.com/watch?v=bk0xJfUrX0s

 

 

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