◆「日産」に期待したいコトとは…
元気な日産が帰ってきそうだ! 新モデルも目白押しで、あのフェアレディZの新型モデルが2021年にも発売されるのだ。あまり元気のなかった日産だけに、このニュースはファンならずとも期待しているハズだ。一体どんな仕上がりなのか、を改めて見ていくとともに、新型フェアレディZについて考察してみよう。
◆歴代モデルを彷彿させるスタイルと先進性が大幅アップ
新型フェアレディZは、歴代モデルのエッセンスを随所に採用しているのが最大の特徴だ。たとえばヘッドライトは、かつて1968年にデビューした初代モデル(S30Z)のオマージュであり、テールランプに至ってはZ32型フェアレディZなど、かつてのモデルを彷彿とさせるデザインとなっている。
加えて、車内も同様なコンセプトを踏襲しており歴代Zに採用されている温度計、電圧、さらには時計からなる3連メーターをも現代風にアレンジ。どこからどう見ても「Z」とわかる仕上がりとなっている。
搭載されるエンジンはV6ツインターボエンジンと公式に発表されているものの、肝心の排気量などは不明。だが現在、日産が有しているエンジンラインアップから推測するにスカイライン400Rに搭載されている3リッターV6ツインターボエンジンというのが有力と見られている。
ちなみにスカイライン400Rのスペックは最高出力298kW(405PS)/6400rpm、最大トルク475N・m(48.4kgf・m)/1600-5200rpmを発揮するが、おそらく新型Zはこれに手を加えて特別チューンエンジンとなる見込みだ。
◆過去の栄光にすがりすぎ!? もうちょっと斬新さが欲しい
だが、歴代のフェアレディZを改めて見てみると1989年に登場したZ32型フェアレディZまでは代を重ねるごとに、新たなチャレンジをしていたことに気が付く。デザインに至ってはZらしさを残しつつも、”未来を感じさせるような”常に新しい味を追加していたのだが、Z33型以降はかつての栄光を再びではないが、毎回原点回帰を謳っているように感じられる。
フェアレディZのようなスポーティでスペシャリティなクルマにとって、SUV全盛の現代は非常に生きづらい世の中であることはご承知の通り。加えてゴーン問題から取り巻く環境や状況は日産にとってあまり良くない。
それだけにかつての栄光にすがるのも理解できないわけではないが、復活を掲げるならばもう少し"未来を感じさせる”ような、日産が得意とする電動化(e-POWER)などといった仕掛けがあったも良かったのではないでしょうか。「あっ!」とびっくりするようなインパクトがもう少し欲しかったというのが正直なところでしょう。
いずれにしても新型フェアレディZは待望の新型モデルだ。さらに2021年はピュアEVのアリアや新型エクストレイルなど目玉商品が目白押しの一年であり、日産復活を叶える記念すべき年になるのかもしれないのだ。新型Zを含め、新時代の日産に注目だ!
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【 Nissan Z Proto LIVE Walkaround & Review の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=cD0YAucVdvk
https://www.youtube.com/watch?v=9kdVkUta8TI
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