トヨタの台湾総代理店である和泰汽車は、「シエンタ」 初のクロスオーバーSUVモデルである新型 「シエンタクロスオーバー」 を2020年12月7日に発表しました。 シエンタとして初のクロスオーバーモデル化されたミニバンSUVです。
シエンタは2003年に初代モデルが登場。2代目モデルとなる現行型シエンタは2015年に日本で販売が開始され、台湾市場では2016年より登場しています。乗降性のよい低床設計や後席両側スライドドア、豊富なシートアレンジなどの特徴が台湾のユーザーから評価されているといい、2020年までの累計販売台数は5万6000台を超え、台湾市場の小型MPV(ミニバン)販売で首位を連続して獲得しているといいます。
今回のシエンタクロスオーバーは、スキッドプレート調のデザインがボディ前後に取り入れられたことをはじめ、随所に専用デザインを採用。ルーフレールも取り付けられ、SUVテイストが高まっています。内装色は、ブラックとブラウンでシックにコーディネートされています。足まわりには専用サスペンションが採用され、全高は25mm増加。これにより運転視界が改善されたほか、悪路での走破性も向上しています。
台湾仕様のシエンタ(通常仕様)には1.5リッターエンジンと、日本仕様にはない1.8リッターエンジンが搭載されていますが、シエンタクロスオーバーは全車1.8リッターエンジンを採用。最高出力140馬力・最大トルク17.5kgmを発揮します。なおハイブリッド仕様の設定はありません。安全装備としては、シエンタクロスオーバーには予防安全装備「トヨタセーフティセンス」などが標準装備されました。なお、シエンタクロスオーバーの登場にともない、通常の台湾仕様のシエンタにも同様に安全装備のアップデートがおこなわれています。
シエンタクロスオーバーの価格は74万9000台湾ドルから82万9000台湾ドル(約276万円~約306万円)となっており、通常ミニバンタイプの台湾仕様シエンタ64万9000台湾ドルから89万9000台湾ドル(約239万円~約332万円)に比べ、若干高めの設定となっています。
日本仕様のシエンタには、フロントグリルやドアハンドルなどにブラック加飾を採用することでアウトドアテイストを高めた特別仕様車「グランパー」が設定されていますが、これまでクロスオーバーモデルは存在しません。日本の小型ミニバン市場で競合するホンダ「フリード」にはSUVグレード「クロスター」が存在することから、シエンタクロスオーバーの意匠を取り入れた仕様を日本でも展開すれば、注目を集めるかもしれません。
ちなみに台湾は右側通行であることから、台湾仕様のシエンタは左ハンドルが採用されています。「カローラクロス」や「シエンタクロスオーバー」など、海外トヨタに羨望の眼差しを送る方が増えています。心を動かされる海外モデルの日本導入をぜひ検討してもらいたいですね。
【ベースグレードとクロスオーバーの比較「7人乗りモデル」】
↑ ↑ ↑ eddie-k's eco_car blog ↑ ↑ ↑
【 台湾編 2020 Toyota『SIENTA Crossover』TVCM の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=EdXKCrsTabo
【 又改款?Toyota Sienta Crossover 來?!(女子車流) の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=gkeynLibWJE
【 這樣的跨界?看過? 開著Toyota Sienta Crossover の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=noK3lr1gjIg
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