● 世界ラリー選手権(WRC)の2021年開催カレンダーが決定した。 しかし… | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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FIAの世界モータースポーツ評議会(WMSC)は、世界ラリー選手権(WRC)の2021年開催カレンダーを承認した。これによれば2021年のWRCは全12戦で行なわれ、ラリー・ジャパンはその最終戦として11月11-14日の日程で組み込まれている。


この他、4月にはクロアチアでの初開催が決定。さらに6月にはサファリ・ラリー(ケニア)も復活することになった。また不測の事態に備えて、トルコ、ギリシャ、ベルギー、アルゼンチンの各ラリーが、予備リストに加えられている。


2020年のWRCは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けました。2021年の開催カレンダーも、この影響を考慮した上で構成されることになったのだが、12月15日、WRCは新型コロナウイルスの影響によって、2021年2月11日~14日に予定されていた第2戦ラリー・スウェーデンを中止すると発表した。


開催まであと2ヵ月に迫っていたが、スウェーデン当局は新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑みて中止に踏み切った。現在スウェーデンでは新型コロナの感染者数が増加しており、10月の段階では10万人だった数が、12月中旬の時点で32万人と3倍以上の数に膨れ上がっている。


「ラリー・スウェーデンの主催者、FIAそしてWRCプロモーターは、地元住民の健康が優先的に考えることであると理解している。またベルムランドのコミュニティとWRCファミリーの療法を守るための、共同の義務がある」と、ラリー・スウェーデンのCEOであるグレン・オルソンはコメントしている。


また、「計画中、我々はこの地域の新型コロナの状況に関し、綿密なモニタリングを続けてきた。我々の新たなスケジュールを考えると、当然ながら残念ではあるが、この決定は我々の支持するモノだ」とWRC主催者も付け加えていた。


なおWRCでは、ラリー・スウェーデンの代替となる開催地を探すためにプロモーターと現在交渉中だと言い、近日中に代替開催地を発表できればとしています。また、ピレリが2021年WRC世界ラリー選手権にワンメイクタイヤサプライヤーとして参画するという。
 

 

『2021 FIA 世界ラリー選手権開催カレンダー』

開催地 日程
モンテカルロ    1月21-24日
スウェーデン    2月11-14日
クロアチア    4月22-25日
ポルトガル    5月20-23日
イタリア    6月3-6日
ケニア    6月24-27日
エストニア    7月15-18日
フィンランド    7月29日-8月1日
イギリス    8月19-22日
チリ    9月9-12日
スペイン   10月14-17日
日本   11月11-14日

 

 

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