米電気自動車(EV)メーカーのテスラといえば、高級車ブランドのイメージが強烈だが、創業者のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、3年以内に大衆市場向けの新型EVを発売すると発表し、話題になっている。
「お手ごろ価格のEVを発売することは、創業以来の夢だった」 というマスクCEO。 きょうの朝日新聞は 「テスラ260万円のEV」 のタイトルで、テスラがEVの基幹部品である電池(バッテリー)で電池容量あたりのコストを半減させる一方、航続距離を5割程度延ばす技術開発に成功したと発表したこと。 さらに、新技術を使い、3年後には、ガソリン車に対抗できる2万5000ドル(約263万円)のEVを投入する考えも示したと伝えている。
また、日経も23日の夕刊で速報したのに続いて、きょうの朝刊でも 「EV競争、電池が主役」 として 「EVの性能とコストを左右する電池の競争激化が、車体価格の低下につながりEV普及に弾みがつく可能性がある」 などと取り上げた。
EVの話題といえば、ホンダもようやく重い腰をあげて10月末には500万円近い 『高級モデル』 のEVを発売するが、約10年前に三菱自動車が世界に先駆けて量産型EV 『アイミーブ』 を発表したのが2009年のこと。
当時の三菱自社長はこの8月27日に心不全で亡くなったばかりの益子修氏だったが、発表会では 「次の100年で中心的な役割を果たす究極のエコカー」 などと、自信をのぞかせたスピーチは今でも忘れられない。
あれから10年、”世代交代”といえばそれまでのことだが、お彼岸の4連休中には、そのアイミーブの生産が年内にも打ち切られるという情報が出てきた。 日本の業界関係者にとってはやりきれないほどの寂しいニュースが流れていたのも現実だ。
↑ ↑ ↑ eddie-k's eco_car blog ↑ ↑ ↑
【 Musk Says Tesla Plans $25,000 Electric Car in About 3Years の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=QErrdg3hQcg
【 Elon Musk REVEALS Tesla's new battery design (Presentation) の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=AqywRziE7pk
ポチって頂けるとやる気がみなぎります