我が家の「中学受験」に関しては、

この2つの記事↓に集約されているのですが…

 

 

・中学受験塾をどこにするか迷っていたときの様子

 

・入塾後の様子と受験結果

 

 

先日、娘とたまたま中学受験の話になり…

 

娘曰く、

「Wアカは本当に楽しかった!!」

 

 

確かに、娘は、塾を嫌がったことは一度もなく、勉強をすることを嫌がったことも一度もありませんでした。

そのため、苦ではないんだろうなあ、とは思っていたのですが、

今更に「そうなのか、楽しかったのか!」と驚きました。

 

 

我が家は、Wアカは国算の2科目のみ受講(週2)していました。

一時期、4科受講にしたこともありましたが、社会の膨大な暗記の詰め込み授業がイヤだと2科受講に戻しました。

*最も避けたいことは、勉強が嫌いになることなので。

 

 

Wアカの思い出?として、

上記2つの記事には書いてないことを、付け足しとして振り返ってみようと思います。

 

 

注*あくまで当時の我が家の経験になります。

 

 

***

 

 

塾選び

我が家の塾選びは、Wアカに決定しました。

 

その一番の理由は、

座席が成績順ではないこと。(なによりも重要な点でした)

 

その次に、

・「国算」「理社」が、それぞれセットで、2科が選べたこと。

 

・特訓系等のオプションは必須ではないこと。(強く勧められたこともない)

 

週テストと言われる週末に受験するテストは、別料金で選択しなくても良いこと。(今は受講料に含まれると聞いたような?)

*この週テストが一番無意味に思えました。その時間は自宅で復習したほうが効率が良い気がする…。

 

 

私は知り合いに、どこの塾がいいか?と聞かれたら、上記のことを伝えています。

 

やはり、我が子に合わせてカスタマイズできる塾がいいと思うんですよね。中学受験でそれができないのが不思議だなあ…と。そういう意味でも、Wアカはこの時点ではとても良い塾でした。

中学受験の課題を全て熟そうとするのは大変だし、子まで偏差値主義になっても困るし、今後はどの塾も選択肢が増えていくといいなあ、と思います。

 

 

 

Wアカの良かったところ

 

・クラスが上下することが少ない。

→ 偏差値が上がると、一発で上クラスに行けるのですが、偏差値が下がったとき、すぐには下クラスになりません。算数はよく出来るけど国語が出来ないという場合は様子を見てくれました。

2回続けて偏差値が下がり続けたとき下クラスにされます。

 

・子供の質問によく応えてくれる。

→ 娘は積極的に質問をしに行くタイプでした。時間がなくてシャットアウトされるというようなことはありませんでした。

 

・志望校へのゴリ押し?がない。

→ 志望校に関して何か言われたことがなかったです。希望通りでどうぞ、と、あっさりしたもの。我が家は1月校を受験しませんでしたが、それについても何も言われません。そのため、面談で話す内容がありませんでした…汗

もしや我が家が2科受講だからかな?と思っていたら、ママ友によると似たかんじだったようです。

 

・小6の9月以降、クラスを変動させない。

→ この時期からは、合不合の結果等でクラス分けの移動はありませんでした。過去問に入る時期なので、クラス分けにピリつかないのは良いですね。

 

・過去問を丁寧に添削してくれる。

→ 小6の9月から過去問をスタートしましたが、想像以上に、過去問も採点等をよく見てくれました。しかも、すぐに返却してくれました。

 

 

● 過去問の進め方 (我が家の場合)

・どこの過去問をいつするかを、小6の9月〜1月まで一覧表を(私が)作り、そのとおりに進めていました。この一覧を作ってみると、あまりにも過去問をする時間がないことに驚きます

 

・まずは第2、3志望から始め、古い年度からスタートしました。

・最後まで塾は週2通いだったので、土or日を過去問デーにしていました。

 

・第1志望の算数は、どこの単元が出るか出ないかをチェックし、必ず出る単元は基礎問題を繰り返し解かせていました。(過去問でできなかった単元も同じく)

・過去問でできなかった問題は、日をおいて再度解き直します。

・第1志望の国語は、過去の傾向から出そうなところの山をはったりしていました。(山をはったところは別日に出題されていました、意味なし…汗)

 

・他塾を知らないのですが、過去問をスタートする頃になっても、もし週5,6も塾で埋まっているというなら、辞められる受講があれば辞めて、過去問に時間を割いたほうが良いと思います。

(中受後、偏差値は足りているのに不合格の多さに驚いたのですが、2,3志望の過去問は手薄だったりするのが原因の一つかなと思いました)

 

 

 

Wアカのクラス編成

 

我が娘が通っていたWアカは、レベル別の4クラスでした。

*校舎によって編成は違い、同じ校舎でも代によって変わります。

 

SS:Y65以上 S1:Y64〜55 S2:Y54〜45 S3:Y44以下

(1クラスの人数は、15〜25人ほど)

 

娘はS1で、Y60以上の学校を目指そう!というクラスでした。

*小5の入塾時はS2、小6よりS1

 

この頃には、ちょうど娘の代から大学受験が変わるという話が出ていたせいか、大学付属校の志望者がとても多い印象でした。

SSやS1クラスでは早慶や明明、S2クラスでは中央法政明八、を目指す人が多かったです。

 

補足:このYというのは四谷大塚が実施する模試の偏差値となります。この偏差値表は、こちら→四谷大塚HPにある偏差値一覧をご覧ください。

 

 

 

そして、中学受験が終わり、

校舎に貼ってある合格一覧や人伝いの噂などを見聞きし、驚いたことがあります。

 

それは、それぞれの合格結果が上記のクラス偏差値帯にピッタリに収まっていることでした…。

 

受験者側は、自分のクラス偏差値帯以上の学校を受験したりするのですが、結果は上記のクラス分け偏差値の範囲内なんですよ。(S2の生徒がY60台を受験→合格校Y50〜54。S1の進学先はY55以上)

 

つまり、想像を超えた驚くような合格もないし、想像を超えた不合格もなく、それぞれが納得のいく結果になっているかんじでした。

 

このクラス分けは、上記にも書いたとおり、偏差値によってすぐに変動するわけではなく、先生方の裁量を含んでいるんです。

要は、先生方の見立てが合っていたということですよね、長年の経験からでしょうか、これには驚きましたね。

 

*娘が通うWアカには小学校の友達は1人もおらず、塾にママ友もいない状態でした。受験が終わってから、娘の塾の友人たち&ママたちと初めて遊びに行き、そこで初めて知ることが多かったという…。

 

 

 

私が励まされたこと

 

中学受験2」の記事にも書いてあるのですが、

娘は、合不合ではY55前後(2科)で、第1志望校に7〜8足りない状態でした…。

 

実は、当時の私は、そのことは気にしていませんでした。

 

 

一つ目の理由は、

S1クラスの先生が保護者会でおっしゃっていた…

 

・50%偏差値表を見ましょう!

 

過去の合格者から見ても、9月からの4回の合不合のうち、50%偏差値を4度なら尚更、2度以上クリアしている生徒は合格する可能性が高い、と。

*逆に、ここでいきなり50%偏差値の話が出てきて、あっ、この偏差値表って意味あったんだ?って驚きました(笑)。

 

 

もう一つは、

娘は国語の点数が乱気流でした。

Wアカの先生もおっしゃっていて、私自身も、そのとおりだ、と思ったことなのですが…

 

・第1志望校の国語の過去問と、合不合の内容が合ってない

 

娘が国語の点が取れない理由は、的はずれなことを書くとかではなく、文を読むのに時間がかかる、という点でした。なんだか楽しみながら読んでいた印象です…汗

更に、国語の先生が算数脳寄りのテクニックを教えていて、このやり方にまだ慣れていませんでした。

(あっ、漢字も出来ませんでしたが…これは諦めていました…汗)

 

けれど、志望校の過去問では、そこまでの長文が出されることはなく、時間内で解き終わることが出来ました。

要は、合不合の結果は無視して、過去問で点が取れれば大丈夫、と判断したんですよね。

 

結果的に、12月以降、過去問の国語で高得点を取れるようになり、元々点が取れていた算数を上回るようになりました。

 

 

娘は未だに言います。

 

「ねえ、知ってた?私は国語は大好きで得意だってこと!」

 

いや、そこまで得意には感じないんですけど…驚き

 

まあ、この受験(過去問)を通して、国語で高得点を取れるようにったことが、自信に繋がったのかもしれませんね。

 

 

 

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