中学受験・大学受験時に
「我が家が説明会に参加した学校」を、今更ながら書き留めておこうかと思います。
そう、今更ながら…ではあるんですが…
やはり、受験の頃や、まだ中高に通っている時期って、広いようで狭い世界なので、書きにくいですよね。
濁しに濁しまくって、なにがなんだか自分でも分からなくなったり…。
今では、もうすっかり遠い昔のことなので、ぶっちゃけで書いてみたいと思います…
注:感想も書きますが、あくまで個人的な視点であるのと、当時のものなので、違っていることもあります。気になる学校は、ご自身でご確認くださいね。
中学受験
我が家は、中学受験の記事でも書いたとおり、新小5に受験を開始〜小6夏前まで、美大付属校が第一志望でした。
万が一、娘が「美大付属校じゃないほうが良い」と言いだす可能性や、「他の選択肢もある」と伝えられるよう、小5の頃、他の中高一貫校の説明会にも参加しました。
当時、美大付属校はY40であったため、
「Y55迄で、私がHPを見て気に入った、通える範囲の学校」というセレクトで説明会に足を運びました。
*先に言っておきますが、娘自身は、偏差値表に一瞥もせず、自分の偏差値を知らないほど、偏差値や序列に無頓着です。
補足*偏差値のYとは四谷大塚が実施する模試の偏差値を示し、この偏差値にプラス10したものが、高校受験の偏差値に相当すると言われています。
★ 女子美 (当時 結果偏差値:Y38〜40)
・受験を始めたきっかけである、当初の第一志望校です。なんと第一志望率96%ほどで、一貫校のなかでtopです、凄い!
いやー、今、HPを見ても、当時の感動を思い出します。
まず、制服が可愛い!スタイルがよく見えるデザインなんですよね。ベストやリボンの形も可愛くてオシャレ。今でもこの制服を見かけると感激します。
校舎が当時は建て替えられたばかりで綺麗で、校舎は勿論のこと、机や椅子、随所のロゴまでも、女子美出身のデザイナーさんによってデザインされたもので、あちこちにセンスの良さが光ります。
なんせ、娘が小4から説明会や体験ものに何度も参加していたので、あらゆる情報を網羅しています(笑)。この学校を語りだすと、長くなるので、このへんで…。
★ 大妻中野 (当時 結果偏差値:Y52(午後))
・こちらは、午後受験校でした。この学校は、午後受験の走りで、当時は大人気で、偏差値も爆上がりでした。日能研はN57だったような。
当時は校舎を建て替えたばかりで、非常に綺麗。娘は図書館とトイレに拘りがあり、トイレは綺麗で完璧、図書館は狭さを感じ、もっと本を揃えて欲しいと思ったようですが、総合的には気に入り、午後受験校として決めました。
(今更ながら…本家の大妻も説明会に行ってみたかったです)
★ 共立女子 (当時 結果偏差値:Y52〜53)
・建物や講堂の歴史のある重厚感が気に入りました。美術中心で見ていたので、こちらは美術に関しても力を入れている気がして、説明会に行きました。
あくまで個人的な感想ですが、女子校で「生徒が一学年320人もいるのは多すぎる」と思いました。教室がずらりと並んでいるのを見た時も、生徒が溢れているのを想像してしまい、うーん、と思ってしまいました。
★ 跡見 (当時 結果偏差値:Y41)
・最も歴史がある学校で、親世代では名門で知られます。立地もよく、校舎もそのデザインが素敵で(真ん中に筒状に天井まで空洞があり、円を描くように廊下や教室がある)、校舎内から東京タワーが見えたときは、すっごく感動しました。美術室も広く、太陽光が美しく差し込むのも、素晴らしかったです。
しかし、娘に、挨拶が「ごきげんよう」は嫌だ、と却下されました…。
★ 三輪田 (当時 結果偏差値:Y44)
・校長先生(当時)の上品な雰囲気が良く、先生や生徒のみならず、その親までも穏やかで良い人ばかり、というイメージが湧き、気に入りました。
こちらは娘を連れて行きましたが、娘の拘りである図書館が気に入らず、却下となりました。(図書館は広いのですが蔵書のセレクトが娘好みではなかったらしい)
★ 吉祥女子 (当時 結果偏差値:Y62〜63)
・当初は美術中心で学校を見ていたので、美大に強い、という理由で説明会に行きました。
こちらは娘も連れて行きましたが、娘の拘りであった図書館とトイレを見て、図書館はまあ普通、ただトイレがお眼鏡に叶わず、他に決め手もなく却下となりました。
(偏差値も高く人気校なのですが、子が気に入る点がないなら、頑張らせるのは無理だと思い、却下となりました)
★ 進学した中高一貫校 (当時 結果偏差値:Y62〜63)
(こちらは、まだ伏せておきます…)
・小6夏頃に、娘が「部活は軽音に入りたい」「大学は美大じゃない」と言い出し、探し出した学校です。
・中高ともに軽音がある、トイレはバツグンに綺麗、図書館は非常に広く蔵書も豊富、校舎は美術館のようで素敵。あらゆる条件を網羅し、恐ろしくドンピシャでした。
見学に訪れたとき、美しい校舎やら何やら、先生の対応ですら、もう抜けがないほど完璧で、「ここを見学に来て、この学校を切望しない人っているのか??」と思ったほど。
娘は、うん、ここを受験する、とあっさりでしたが、私自身は、その雰囲気に圧倒され、無理かもしれない、と心のなかで震えていました…入学後も完璧すぎるほど完璧でした。
まとめ
我が家が、説明会等に伺った学校は、上記の7校となります。
・東京近郊は、あらゆる中高一貫校があるので(150校くらい?)、気に入る学校は必ず見つかると思います。
*個人的には、まず親子で気に入る学校を決めてから(後に変更しても良い)、入塾するほうが、子にとってスムーズに思います。
…とはいえ
交通機関(1時間以内で通学できる等)も重要で、他にも拘りがあると、選択肢は少なくなるんですよね。
我が家(私)も「宗教NG(礼拝や宗教の授業あり)、最寄駅が閑散はNG」という拘りがあったので、そうなるとグッと少なくなりました。
(逆に、宗教ありしか受けない!というママ友も数名いました。受験校が被ることがないので、話しやすかったですね)
娘は、図書館とトイレに拘りがありましたが、後から知るに、「特進クラス等の成績で分けられる学校」「狭く薄暗く窮屈に感じる学校」も、NGだったようです。
結果的には希望どおりで良かったですが、もっと早くに、子供の意見を吸い上げておくべきだったと思いました。
大学受験
さて、大学編です。
オープンキャンパスや大学祭に伺ったのは、3校だけでした。
★ 電通大
・電通大は、娘が中3のときに、女子対象の理系合宿に参加し(今はこの合宿はありません)、学祭にも訪れ、親的には熱心に調べていました。しかしながら、娘の進みたい方向が、理学「理論物理学」となり、工学系ではない、と早々に却下になりました。
★ 都立大
・中3〜高1初めまでは、第一志望だった大学でした。娘の条件である「総合大学であること」「理学部がメインキャンパスにあること」等の条件に合っている大学でした。オーキャンや学祭、研究室訪問で4回ほど訪ね、「理学部付近の校舎の雰囲気が好き」と娘も気に入っていました。東京都民だと入学金がお安くなるのも良いです。(*最終的には受験しませんでした)
★ 立教大
・こちらは、娘とパパの二人でオーキャンに行きました。(私は脳の手術で入院中でした…) こじんまりしている、という感想だったかも。残念ながら、私は一度も訪れたことがありません。校舎が素敵だということなので、行ってみたかったなあ。
<番外編?>
★ 地方旧帝
・高1後半から第一志望になったこの大学は、なんと、オーキャンや学祭に一度も行ったことがありません!
唯一、高2の頃、都内で開かれた説明会には参加しました。
(6〜7月にありますよ!詳細は大学HPにて)
・娘が学びたい学問がある数少ない大学の一つで、その専攻に進むことを考えると、この大学一択となり「ここしかない!ここにしか行かない!」といった熱望ぶりでした。
まとめ
娘が進みたい方向が早めに決まったので、オーキャン等に伺った大学は、3校しかないんですよね。
・理系の場合、一見似た学科や同じ学科名でも、研究室やカリキュラム等まで深く探ると、その大学によって深度が違ったりします。ミスマッチにならぬよう、早いうちから調べて、納得できる選択ができると良いですね。