バンドでキーボードを弾く人は、自分の楽器を持ち運びできればいいけれど、そうでない場合はスタジオの楽器を借りることになります。
何度も弾いて慣れている機種ならともかく、スタジオによってはその機種が置いていなくて、今まで使ったことがない機種を使うこともあるのです。
これってすごく不安ですよね・・・
そこで今回は、初めての機種を使うときに、どんな準備をしておくといいかを考えてみましょう。
その1 事前に機種がわかっていれば、ネットでマニュアルを見てみる。
今は、楽器を持っていなくても、楽器メーカーや機種名さえわかれば、マニュアル(取扱説明書)がネットで見れることが多いです。助かる〜!
キーボードのパネル面の図解をよくながめましょう。どこにどんなボタンがあるのかを覚えておくと安心です。
「音色番号を切り替える」にはどうすればいいのか?
これについて解説するページが必ず始めのほうに載っているので、これだけはよく読んでおきましょう。
その2 その機種を実際に操作して紹介している動画を探す。
YouTubeなどで、キーボードを紹介する動画がいろいろあります。これも同じく、楽器メーカー、機種名で検索してみましょう。
音色をいろいろ変えながら、素晴しいデモ演をしているものもありますが、この時点では、操作方法をていねいに説明している動画を探してください。
練習前に操作方法を見ておくことで、少し安心しますよね。
その3 実際に楽器屋でいじっておく。
これは余裕があればの話です。もし楽器屋さんに行く用事があるのなら、そのキーボードを探して、実際に弾いたり、パネル操作、特に音色切り替えをやってみましょう。
楽器屋さんで弾く時って、まわりに聞かれるのが恥ずかしくて、なんだか集中できないこともありますが、上手く演奏するのが目的ではありません。
この時の目的は、音色の切り替え方法を実践することなので、落ち着いてゆっくりやってみましょう。でも、やり方がよくわからなかったら、勇気を出して、店員さんを呼んで質問しましょう。
「音色の番号を変えるのって、どうやるんですか?」と素直に質問すれば、きっとていねいに教えてくれますよ。
それでは今日はこのへんで。キーボードの斉藤でした。