キーボードの2つのOUTPUT | バンドのピアノとキーボード♪の弾き方

バンドのピアノとキーボード♪の弾き方

ピアノは習ったことがあるけどバンドの弾き方がわからない。
コードはどうやって弾くの?シンセって難しい?・・・
そんなお悩みや不安を抱えたピアノ・キーボード初心者さんを応援するブログです♪

スタジオでバンド練習をする時、キーボードの電源をONにしただけでは外に音が出ていきません。スピーカー付きのキーボードであっても、そのボリュームだけでは全然足りないので、さらに音を大きくする必要があります。

ピアノしか弾いたことがない人は困ってしまいますよね。

 

どうするのか・・・!?

 

アンプ(またはミキサー)につないで、そこから音を出せるようにします。

よくギタリストが使っているようなシールドケーブル、それを使います。

楽器屋さんでは「シールドください」とか「ケーブルください」と言えばわかります。

 

とりあえずは3mくらいのケーブルを1本持っていれば良いでしょう。

「配線が苦手なんです・・・」とか言って逃げないでくださいね。バンドやる人の基本ですからね。

今回はこのケーブルのつなげ方について、お話しておきましょう。

 

楽器に限らず、オーディオ関係でもそうですが、配線の基本は「OUTからIN」なのです。どこから出して、どこに入れるのか。配線で迷った時は、この流れを思い出してください。

 

 

 

キーボードのOUTPUTを見ると、たいてい穴(ジャック)が2つあります。

L/MONORがあるかと思います。

えっ! ケーブルが1本しかないのに、どっちにつなぐのだろう?

 

普通は、L/MONO端子からアンプのINPUTにケーブルをつなぎます。

どっちの穴につなぐかで、出てくる音には次のような違いがあります。

 

L/MONOにつなぐと……左右の音がひとつにまとまって出る(モノラル)。

 

     

 

Rにつなぐと……右の音だけが単独で出る。なので、左の音は聞こえない。

 

     

 

という違いがあるので、覚えておきましょう。

 

 

なお、L/MONOとRの両方から1本ずつミキサーのL、Rにつなぎ、PAスピーカーから音を出せば、キーボードの音はステレオで出力されます。

 

今日はここまで。配線は楽しいよ! キーボードの斉藤でした。