生まれたての仔猫を拾ってしまいました | 洞爺湖へ移住のブログ

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けいこのぼうけん!

ゲストハウスの西側の壁の防水塗料を塗り始めました。



雨が続いてなかなか進まないんですが、
塗っていると見慣れないお腹の大きなキジトラちゃんがウロウロ。

倉庫の中に入って生まれたら色々やっかいなので窓に少し開いていた穴を塞ぎに行ったところ、
お母さんと遭遇!
フーッと威嚇されて、出て行ってもらいました。

これで安心と思っていたんですが、
すでに遅かったんですね(;´д`)

次の日倉庫に入ったら仔猫の声が…

荷物をどけて奥の奥の奥に6匹積み重なって
いたー!!
もう産んでたのー!!

私が取り出した6匹


慌てて窓の穴を開けて母親が入れるようにしました。

母親用にエサを置いて次の日
エサは無くて、
仔猫が移動されてました。

またエサを補充して私達はもう触らないように見に行かないようにしました。

1日2回ほどエサを確認
来てない…
翌日辛抱できず仔猫を確認に。
3匹しかいない!!

母親が運んでる最中なのか?
仔猫を分散させて飼育してるのか?

わからないまま翌日
エサ食べてない…
仔猫を見つけてから4日、
夜にたまらずに仔猫を確認しました。
動いているけど冷たい!!
おしっこもらしたまま濡れてるし、
この時点で保護することに決めました。


伊達にあるインター西動物病院へ電話。
事情を話すと特別に診て頂けるとのこと、
なんとありがたかったでしょう!


仔猫を育てた事の無い私に
わかりやすく説明してくれました。

まず、猫と人間の考え方は違う事。
人間はみんなをまんべんなく大切にしますが
猫は一匹でも生き残ることが最重要で、
だからたくさん産むし、
選別して弱い子を倉庫に残して行った可能性が高いそう。

母猫が弱い子を残して行ったわけだし、
本来生きられない可能性が高い子だから
育ったらラッキーなんですよと。
YouTubeなどで育ててる動画があるけど、
うまくいってることの方が稀なんですよと
おっしゃってました。

この言葉でかなり私が救われました。
平常心で子育てに取り組むことができました。


母猫と遭遇してしまった人間のいる倉庫は危険と判断して、残された子はオトリとした可能性もあるとおっしゃってました。
捕食するものは3匹いたら満足するから他の3匹が生き残る可能性が高くなるんだって。

へー!!!!
なるほどー
母猫にまんまとやられたわ笑

始めは生きてくれるかわかりませんでしたが
やっと体重も増えてみんな元気になってきました。
すごいよね!
ミルクは与えられるけど飲みたい気力は本人次第です。



黒いのはわかりづらい



ミルクを飲んだら即寝


ここ2日で猫特有のゴロゴロ音出すようになりました。

これからの成長をお楽しみに^ ^



〜仔猫を拾ったらして欲しい事〜

第一に保温。猫の入っている箱に、ペットボトルに湯を入れてタオルで包む。箱全体が温まるように四方をペットボトルで囲むなど。カイロは低温やけどや、酸欠になるのでホット用などのペットボトルがいいです。

次に一滴でもいいので砂糖水を飲ませる。ガムシロップは人工甘味料が入っているものがあるので(猫は吸収できない)砂糖をぬるま湯で溶いたものを目薬などのスポイトで飲ませる。飲まなかったら砂糖を口の中の上あたりに擦り付けるだけでもOK。口内から吸収されます。

近所の獣医さんへアドバイスを貰いにいく。