今日もポッカリ | バナナな日々

バナナな日々

趣味を楽しむ気ままな備忘録です。

ハモル気満々だったのに、夕べ遅くにヴォイトレの先生からメールが来て

「主人の体調が思わしくないので、休講にさせてください。」

それは大変です、ご主人は持病があるのでご心配だと思います。

花子のヴォイトレは、バアサンの趣味ですからお気になさらずに。

ただ、リメンバー・ミー、かなり練習したけど、次回までに忘れそうです。

 

という事で今日もぽっかり空いてしまいました。

月曜日は美術館など公共施設はお休み、映画も見たいものもないし。

弓道場は平日だというのに一日貸切が入り使えず。大学生か?

せっかく時間が出来たので、今日も朝から読書三昧。

フィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」を読み終りました。

NHK「理想的本箱」で、眠れない夜に読む本として薦められた児童書です。

思いのほか大作で読み応えがあり、どんどん先が読みたくなるので

眠れない夜にはピッタリかもしれません。

読み始めたら眠れません。

トムは弟がはしかになり、うつってはいけないので叔母夫婦に預けられます。

叔母夫婦の家は古いアパート、ホールには大きな古時計があり

トムが寝ていると、夜中に12時を打ち、1時、2時、3時・・・・

また12時を打ち13時を打って、大時計はようやく鳴りやりみます。

眠れなくなったトムは寝室を抜け出し、ホールの奥のドアを開けると・・・。

ただの裏庭のはずが、広い芝生があり、花壇がいくつもあり花が咲き乱れている。

こんな感じで話が始まり、トムと一緒にドアの向こうに広がる世界を探検、

そして不思議な女の子と出会います。

大人でも先が読みたくてワクワク、子供だったらなおさらでしょう。

風景の描写が綿密で本当に目の前に庭園が広がっていくようです。

最後はちょっと感動しました。

大聖堂の塔に上るシーンに

昔、ダーラムの大聖堂の塔に上ったことを急に思い出し、懐かしかった。

時計が13時を打つあたりの文章、

番組内で吉岡里帆さんが朗読されたのですが、とても良かったです。

読み手が良いと文章も一段と良く聞こえますね。

これは朗読会で使えないだろうか、記録しておきましょう。

児童書は読みやすいけれど、あなどれません。

 

途中でスーパーへ買い物に行き、帰宅後はまた読書。

宇江佐真理さんの髪結いシリーズも6冊目に入りました。

夏川草介さんの「君を守ろうとする猫の話」も届いているので、スピードアップ。

ご近所の朗読の達人から、NHKラジオの朗読の時間が良いと言われたので

それも聞かなくては。

音楽なら聴きながら本を読めるけど、朗読を聞きながら本は読めません。

丸一日あったはずなのに、時間が足りない~。