朝から日差しが眩しい、日傘が手放せない一日でした。
お寺の睡蓮は今が満開、午前中しか見られないので貴重な一瞬です。
今日は昨年亡くなった従兄の一周忌。
享年92歳、大往生ですが、妻である従姉は法要の間も涙ぐんでいました。
「色々なことを思いだしてしまって・・・」
お寺は住宅地を眼下に見下ろす高台にあるので、もちろんお墓も高台に。
このお寺を選んだのは、自宅と同じ景色が見えるから。
自宅から近いこともあるけれど、従兄も家族と一緒に同じ景色を見ています。
ここを選んだ従兄の息子を褒めてあげました。
息子のことは赤ちゃんの頃から知っているので、花子の子供みたいなものです。
同じ敷地内に樹木葬があり、花子は興味深々。
景色もいいし、従姉の子供達も墓参に来たついでにお参りしてくれるかも・・・。
お墓の前でのお坊さんのお経が終わった後に、花子はお先に失礼させて頂きました。
皆さんはお食事会へ、花子は午後は朗読会へ。
本番が6月にあるので、今日は皆さんと一緒に練習せねばなりません。
花子が一番ヘタですから。
最寄りの駅まで送ってもらい、途中で喪服を着替え
お昼は珍しく蕎麦ではなくうどん、杵屋に入ったのは初めてです。
太くてしっかりとしたコシ、お腹一杯。
今日は最初に「野ばら」を4人で前に出て練習。
声をもう少し大きく、後半が声が低くなりすぎ聞き取りにくい、等々
色々ご意見を頂き、修正します。
花子はトップバッター、「大きな国と~」の「お」の声の出し方に苦戦中。
再来週、参加メンバーだけで練習します。
そしていつもの朗読会へ。
花子は長田弘さんのエッセイ「古くて新しい」
2日間しか練習しなかったのに意外と講評で、本の話で盛り上がりました。
赤川次郎さんの「仕事始め」は、仕事始めて振袖を着ていくOLの話。
赤川さんらしいオチがさすが。
花子も入社した頃は、仕事始めの日は着物でご挨拶回り、お昼で解散でした。
良い時代でしたね。
川上弘美さんの「神様」は、熊とお散歩する話。
熊と散歩などありえない設定を淡々と描いているので、すーっと入ってきました。
今日も色々な本を紹介して頂き、楽しみが増えました。
あとは6月の本番に備え、練習するのみ。
少し気が重いけれど、何事もチャレンジですから。