昨日美容室で読んだ雑誌で
「アニミズム」という言葉を
知りました。


アニミズム(animism)とは、
動物、植物、樹木、太陽、月、石など、
すべての物に魂が宿っている
という思想や信仰のこと。

19世紀にイギリスの文化人類学者
エドワード・タイラーが、
自身の著書の中で提唱した言葉です。




石を買い始めた頃

石を見ていて
なんとも言えない苦しいような
気持ちになった事がありました。

私と石は全く別の存在。
見ていなければ
石は無いのと一緒。
ずっと見ていたいけど
それはできない。
それが切ない気持ちの
理由だったのかなと思います。


でも今は
そんな気持ちになりません。

石を見てる時も
見ていない時も
心の中で石を感じている。

それは
アニミズムの考え方に
通じるものがあるような
気がします。

はじめはモノとして見ていた石。
自分と、石。 
断絶されている感じでした。

でも今は自分と石が溶け合って
いるような感覚です。
会えなくてもずっと友情を感じる
友達のような存在になってきたのかな
と思います。

私の石に魂が宿っているとしたら
それは「石の魂」というより
私の魂なのかなあ。