金閣寺の柏木じゃないけど認識のレンズの度合いを改める必要があるのか。 | ドラマーヨネの気まぐれな日記。

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打楽器やるのが好きなドラマーヨネ(米山徹)といいます。ライブ活動とか日々の出来事とか書いていきます。好き勝手に書くブログです。よろしくお願いします。

いろんな意見があると思うんですが自分は縁起の良い日とか悪い日とかこの方角が運勢が良いとか悪いとかそういうのを全くとは言いませんが基本的に信じないタチなんですよ。「私には霊感があります」とか言ってる人は詐欺師かなと思ってるんですよ。ただこれ少し前のことなんですがちょっと思い出したのでここで書いてみようと思います。












以前の記事で書きましたが去年広島県福山市にあるホロコースト記念館に行きアンネ・フランクについて学び、また「アンネの日記」を読み始めました。アンネの日記を簡単に説明しますとユダヤ人の少女であるアンネ・フランクが第二次世界大戦時のドイツ軍からのホロコースト(ユダヤ人虐殺)の被害に遭い(病死だそう)亡くなるまでの潜伏生活の間に書いた日記を戦後家族で唯一生き延びた父親のオットー・フランクがアンネが書いた日記を集め編纂し出版された世界的ベストセラーの書籍であります。



こちらが自分が購入したアンネの日記。













このアンネの日記は結構分厚く600ページくらいあります。このところは三島由紀夫の本(金閣寺とか)やいろいろ読んでて(今も読んでますが)なかなか読むのが先に進まず(自分はじっくり読みたい派でサラッと読むのが得意でない)、早く読破したいというのもあり250ページくらいまで来た時にもう少しで半分の300ページになるからとりあえずそこまで読んでしまおうと305ページくらいまで読んで他にやることもあったためその日はしおりを挟んでそこで終わりにしました。これで後は後半だなと思いました。



そうしたらその日それ以降、不運の連続だったんですよ。つまづいて壁に足ぶつけるわ、買い物に行ったら自分がほしかったあるものがそれだけうまいこと売り切れだったり、買い忘れがあってまた買い直しに行ったり、青信号点滅から赤になったぐらいを走って渡ったらたまたまいたチャリンコの警官に注意されるわ、極めつけはスマホの麻雀ゲーム(三麻)やってたら自分が65000点くらいでトップで相手は2000点くらいになっててもう楽勝だなと余裕こいてたらなぜか次の局で白が鳴ける状態なのになぜかポンができず、何かイヤな予感がするなと思ったら案の定終盤でその2000点の人に逆転されしかも自分が最下位になるという(対局またやり直したら鳴けない不具合は直ってました)、不運の連続だったんですよ。












これは一体なんなのだろうと考えてみました。これはもしかしたら「アンネの呪い」なのか、と。つまり「あなたはとっとと本を読み終わって私を何もなかったかのように忘れてしまう気なの?」と言われたような気がしたんですよ。もちろん読み終わった後に忘れるつもりなんて最初からなかったですが確かに(諸事情により)「早く読み終わりたい」というのはありましたからもしかしたらアンネの亡霊からそう言われたのかもしれない、とそう思いました。


ちなみに本の中身は結構本心や出来事がリアルに書かれていて読みごたえはかなりアリです。中学生でここまで書けるなんて天才じゃないかと思うほどです。この本読むのをオススメします。













このことがあってから、霊とか運気とかいわゆるそういう非科学的なものを信じるようになった、とまではいかないですが(冒頭にも書きましたが全く信じないわけではない、否定する根拠もないからね)、ちょっと侮れないのかなと思いました。ありがとうございます。













ちなみにタイトルに書いた「金閣寺の柏木」とはこちら。


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