広島県福山市にあるホロコースト記念館へ行ってきました。 | ドラマーヨネの気まぐれな日記。

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打楽器やるのが好きなドラマーヨネ(米山徹)といいます。ライブ活動とか日々の出来事とか書いていきます。好き勝手に書くブログです。よろしくお願いします。

先日、以前から興味のあった広島県の福山市内にあるホロコースト記念館へ行ってきました。ちなみに「ホロコースト」とは第二次世界大戦中のナチス・ドイツ軍によるユダヤ人の迫害、虐殺のことで当時毒殺をすることが多かったと思いますが火で焼き殺すイメージがあったようで「焼き殺す」という意味のギリシャ語が語源だそうです。












東京から新幹線で片道約4時間くらいかけて行ってきました。


上が普通の乗車券で下が新幹線用のきっぷね。新幹線用の改札を通る時は2枚まとめて通しましょう(^^)












ゆったりと新幹線の旅を楽しみ、そして福山駅到着!








福山といえば福山ラーメン!(初耳!w)




魚介系醤油のいい香り!



美味い!







まだ時間が多少あったので福山駅周辺を散策。駅前はこんな感じでした。







駅近くにばら公園と福山城跡がありどちらかに行こうと思い、福山城跡に行ってみました。後で知ったのですが福山市は戦後、街の復興を願って街にバラの花を植えたそうで、「福山ばら祭」が毎年開催されているようで福山といえば「バラ」がシンボルとのことです。











福山城跡!



立派なお堀や城郭でした。ちなみにあそこに見える城っぽいのは福山城ではなく博物館です^ ^












福山城跡を満喫できてよかったです。博物館に行く時間はなかったので機会があれば行ってみたいね。あとばら公園もね。











そしてそろそろ時間ということで、福山駅から福塩線に乗り二駅目の「横尾駅」に到着。

ホロコースト記念館はここから歩いて20分くらいの所になります。










そしてホロコースト記念館到着!















自分がここに来ようと思ったのは、ユダヤ人の少女のアンネ・フランクが第二次大戦中、ドイツ軍からの逮捕を免れるために家族で約2年間"隠れ家"に身を隠し(別のユダヤ人家族とも同居)、何者かからの通報によりドイツ軍に捕まってしまうまでの生活を綴った『アンネの日記』を以前から読んでいてこの本が好きだったのと、ホロコーストについて(当時の状況とか)知りたかったというのが理由になります。この記念館ではアンネ・フランクをフォーカスしたものが多く、アンネが当時日記を書いていた部屋を再現した部屋があったり(写真撮影は不可でした)、また当時のドイツ軍の収容所の写真やアンネの父親であるオットー・フランクの写真もありました。











記念館入り口にある「アンネが見ていたマロニエの木」。隠れ家に住んでいた時外出が一切できないアンネは外にあるこの木を眺めていたそうです。





とても綺麗なマロニエの花でした。











アンネの銅像とアンネの形見のバラ園。





バラもマロニエもちょうど咲き頃に行けてよかったです😀











そして、気づいた人もいるかも知れないですが、福山市は「ばら」で有名な町であり、福山市にあるこのホロコースト記念館には「アンネのバラ園」があります。このアンネのバラ園というのは、ホロコースト記念館の当時(記念館を開く前)の館長が、アンネと同居していた2家族の中で唯一戦後まで生き延びアンネが書いた日記を集め編集し『アンネの日記』として出版したアンネの父親のオットー・フランクと出会い、ホロコースト記念館開設にあたりオットーがアンネの形見としてばらを贈ったものだそうです。つまり福山市のバラとアンネのバラ園のばらは偶然のものだということですね。これを記念館の人に「これって偶然なんでしょうか?」と尋ねてみたら「そうなんです、全くの偶然なんです。福山市がバラの街だからオットーはバラを贈ったんじゃないんです」というお話を聞かせていただき運命的なものを感じました。素晴らしい。












ホロコースト記念館には他にも様々な展示品やモニュメント、ギャラリーがありそれらを見ることができます。とても素晴らしかったです。ありがとうございました。入館無料でしたが1円も払わずに帰るなんてとてもできなかったので募金箱にいくらか入れて帰りました。新幹線で無事東京に戻り、良い日帰りの旅を楽しむことができました。ホロコースト記念館に興味がある方は是非行ってみてください。











こちらがアンネの日記。

これから少しずつ読んでいきたいなと思います。ありがとうございます。












〜おまけ〜


ホロコースト記念館へ行く途中にあったお店。

広島弁の「もんじゃ」なのかもんじゃ焼きの「もんじゃ」なのかが分からないっ(笑)