平平凡凡 14 | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


悪魔との契約は


世間的イメージから



人間側は トコトン不利で



初めこそ


願いをかなえてもらえたかの様で


けど



その等価交換がシュールで



最終的には


不幸にされてしまう


系の オチありきな


主従のそれか?


と思っていたのが

 

どうやら

微妙に違ってて




確かに


勢いで


交わした契約後も



これまでの日常と


何ら変わりのない


日々が


継続中で



少しばかり



肩透かしな印象だ



けど


んも




目の前には



人間サイズの悪魔が



朝から晩まで


居て



だから


夢オチって訳でもなく



僕の生活で



不幸も幸福も




何も無く …て…



だもんだから


この頃



悪魔の事が



部屋に勝手に住み着いた


野良っぽいなぁ



…とか 思い始めてて



家に帰れば


話す相手も無かった空間に



話し掛ければ


応える存在ではあるものの



何かするでもなく


適度な距離に


居るもんだから


この頃では



どんな反応するかな?


って



ちょっかい出して



悪魔を観察する


余裕まで


出てきた次第で

 


結果


知り得た情報は



基本飲み食いは


必要無いらしい


けど



悪魔と言えばな

フルーツより


ちくわ や かまぼこが好きらしく



そう言うの買って帰ると


僕の周囲に


寄って来た




  つづく