ブレス oo | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。




BL系です

苦手な方ご注意ください






ぐいっと 一煽りで 喉を鳴らすと


『 ほら 早く食えよ 』


差し入れた 中華を進めて来る



… あなた 車でしょ? …


当たり前の様に ビールを飲んだ『彼』に


問いかける


『 うん 』


…と だけ 答えると


別の袋から まだ色々と

調理されたものを 取り出して



『 残ったら 朝 食おうねぇ 』



酷く 機嫌がいい口調


そして 泊まる気満々な 返し



 何だろう このテンション


差し入れてもらたシュウマイに箸をつけつつ


『彼』の様子に 気を配る





『 ビール おかわり取って来る いる? 』


…うん… 小さく頷く


ピッチも早い



これは 何かあったのかも



『彼』が話し易い空気 作ってやんないと…



そう思い ビデオに切り替え


字幕の洋画を 流す


耳に入る 雑音が理解不明なら

気持ちを 集中出来る




オレの横に 戻って来ると


テーブルにビールを置き


黙って肩を抱いて来た



そのまま オレの肩に頭を乗せ


黙て モニターを見ている





箸を持っていない方の手

指を絡めて 握られ



…っ もうちょっと 待てない?…

ビールを持とうと 箸をおいた

利き手

『彼』の手に 捕まり



『 待てない 』



そのまま 床に倒れ込む



…ねぇ やるのはいいけど 準備させてよ…




自己申告通り オレの上で


狼に 豹変している『彼』



『 このままでいい 』


早急に

オレを煽ろうと 手指を蠢かす



勝手な展開



こんな時 


止めさせるパンチ効いた

意地悪な質問



 「あの人」 と 何かあった?


頭に浮かぶが


ぐっと飲み込む





―――――――





… まっ あぁ… …



潤んだ目が 

言葉では 待って と言いつつ


『俺』を誘う





こんな風に 自分の都合で

オマエに甘えるの


ダメだなぁ…って 思いつつも



また やってしまう





感がいい オマエの事だから


全て口にしなくても 察している


それが 態度で分かる



だからまた


 甘えてしまう




溺れてる時間


肌を重ねる行為



夢中になっていれば


 考えずに居られる


この先の未来





『俺』のせいで

泣き出しそうな表情をする


 愛しい人


唇に 指を割り込ませ


聴覚への刺激も 要求する




 足りない



まだ 足りない





尽きない 渇望に 『俺』は 喘いだ