海辺のシーン…2回ある
サキさんがボンピレオの好きな場所として少年を案内した時と、エンディングと
秋の日差しがキラキラと眩しく波に反射してとてもきれい
海辺というものは比較的風が強い印象があるが、ここでも目の前に広がる海には波頭が立っている
サキさんと少年は厚着ではないがカーキ色などの冬の装い…砂浜に座って話、大切な話(病気だと告白)をする
(舞台挨拶によると、ロケをした日は気温が高めだったそうで、ボンピレオさんは暑くて暑くて大変だったとか…待ち時間には頭を冷やしながら)
(少年とボンピレオさんが駆け回っているシーンを撮りたかったとか…でも暑くて動きたくないボンピレオさん…結果哀愁漂う印象的なシーンになる…)
そしてエンディング…
おそらく、悲しみから立ち上がるために、一歩踏み出すために、再び海辺に立った少年…
その後ろ姿に誰もが、頑張って…あなたの未来が少しでも明るく幸せでありますように…と祈らずには居られない
(このカットはパンフレットに見開きで全面使われていて、マツムラケンゾー監督入魂の挨拶文のページの写真となっている)
キラキラ輝く海を見つめて、佇んでいる少年とボンピレオさんの後ろ姿…
「…きっと、きっと大丈夫だ」~と思えてくる
…と、そこへ印象的なテーマ曲…そしてゆっくりと流れてくるエンドロール
少年の後ろ姿を通して一緒に海を見つめながら…この時間は観ているものにも、いろいろと考えさせてくれる大切な時間……それぞれの心に余韻を残して…