~藁にもすがりたい彼女の…その藁をも奪ってしまう行為だ~(サナダ)
サキさんの叫びは、直接ユウジくんには届かなかったんだけど~サナダさんの完璧な~本当に完璧なお見事なフォローで、ユウジくんは理解したようだ~
観ていて「良かった」と思うとともに、サナダさんのセリフに大納得するシーンでもある
そして、自分の運命を半ば諦めていたような彼の物言いは切ないが
今生の別れ…とばかりに次々とユウジくんに投げかける言葉はどれも正論
残念ながら遺言…のようになってしまうのだけれど、ユウジくんの胸にはしっかり届いている
少年は、お互いに唯一心を許したサナダさんが、自分の行く末を心配し料理も教えてくれて、ものの見方やこの先の心の持ち様のヒントもくれたサナダさんが居たから~この先しっかり生きて行けるだろう
サナダさんが何故居なくなってしまったのか、命を落としたという事実も知らないのは本当に寂しいが、大丈夫…ボンピレオがいるから大丈夫…サキさんやサナダさんの思い出があるから大丈夫