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ビジネスの仕組みづくりのヒント

助成金や補助金の有効活用から事業の再生や資金調達を中心とした総合的な経営のコンサルティングの現場から、中小企業の経営者の皆様の様々な課題解決の助けとなるような話題やノウハウを中心に出来るだけお役に立つ情報をお伝えします。

昔から言われるように、銀行は、事業が順調な時には喜んで融資をしますが、事業が厳しいときの審査は厳しいというのは今も変わりません。

 

しかし、事業を運営していく上では、どうしても資金が必要になる場合も多くあります。

今日は、そんな時の調達手段についてです。

 

銀行以外での調達の手段は様々ですが、「ノンバンク」の融資の種類は以下のようなものがあります。

 

・ビジネスローン

・不動産ローン

・売掛金担保融資

・手形割引

・電子債権買取

・ファクタリング

・ファクタリング(診療報酬買取)

・入居保証金流動化

・リースバック

 

この他にも種類はありますが、大きく分けると、上記のようなタイプに分かれます。

銀行や政府系金融機関よりは金利が高くなります。

 

こういったものを活用するときにも、返済の計画を含む事業計画をしっかりと作成し、返済の原資をしっかりと確保できることが明確になってから調達することをおすすめします。

 

明日以降、それぞれの項目について内容や活用方法・メリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

 

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今日はリスケジュールについてです。

 
この言葉自体は知っている方も多いと思いますし、現状リスケジュール中の方もいると思います。
 
リスケとは、銀行や政府系金融機関など金融機関から借り入れているお金の元金の返済をストップするという意味で使われていることが多いですね。
これは、条件変更の中の「返済猶予」というものになります。
 
毎月の返済が厳しくなり、返済が出来ないため、元金の返済をストップ出来れば、当面の資金繰りは楽になるというものです。
 
これはもちろん、選択肢としてはありなのですが、いいことばかりではありません。
 
まず、新規の融資は難しくなります。(まったく出来ないわけではありませんが。。。)
これは当然ですよね。
返すものを返さずに貸してなんて話は出来ませんから。
では、他の銀行などに借りればいいのでは?という安易な方もいますが、資金繰り表や試算表、決算書を見れば、リスケしたことは一目瞭然ですので、無理です。
 
ただ、私たちのような資金繰りや事業資金のコンサルの中には、リスケをしても、他の保証制度を使えば融資が出るから大丈夫と、安易にリスケをしてしまう方もいるようです。
 
リスケは安易にしてはいけません。
お伝えしたように、新たな借り入れが難しくなり、手形割引きもスムーズに出来ず、経営の改善について指導されるなど、思うように経営が出来なくなる可能性があります。
 
これはリスケがダメだと言っているわけではありません。
企業の状況などによっては、非常に有効な手段です。
私のクライアントでももちろんやっている所は多数あります。
 
ただ、リスケをする際には、様々な選択肢を検討し、判断する必要があると思います。
安易なリスケにはお気をつけ下さい。
 

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資金調達の相談を受けてコンサルをしていると、助成金や補助金の申請について話をすうることがあるのですが、経営者の中には、「なんか、めんどくさそうなのでいいです。」という方がいます。

 

もちろん、無理に進められるものではないのですが、正直、この感覚はかなり疑問です。

 

例えば、500万円の助成金を受給出来る見込みがあるとします。

助成金は雑収入になりますが、その途中の人件費などはあるかもしれませんが、助成金をやってもやらなくても人件費はかかります。

つまり、500万円がそのまま利益と同じことですよね?

 

今の事業で500万円の利益を出そうと思ったら、いくらの売上が必要なのでしょうか?

 

・利益率が20%の事業の場合、2500万円の売り上げに匹敵します。

・利益率が10%の事業の場合、5000万円の売り上げに匹敵します。

 

この経営者の方は、この売上をいらないと言っているのと、変わらないのではないかと思います。

 

もちろん、本業である事業で売上を上げる方が身になります。そっちの方が簡単な気もするのでしょう。

 

しかし、私が相談を受けているのは、資金繰りや事業資金の調達などの相談をしてきている方なんですね。

そういう方が、めんどくさいのでいいです。というのはどういうことなのだろう?と疑問に感じます。

 

助成金や補助金をもらう権利があるのですから、使った方がいいですよね。

もちろん、すぐにもらえるわけではないですが、先の見通しとして考えれば素晴らしいものです。

 

大企業でも当然に活用しています。

例えばサイバーエージェントの決算を見ると、営業外収益に「助成金収入」の項目がしっかり記載されており、27年度で5,500万円、28年度で4,900万円を計上しています。

サイバーエージェントの損益計算書はこちらから見れます。

 

めんどくさがらずに、取組を考えてはどうでしょうか?

 

今年使える助成金のまとめ記事もご覧ください。

今年度、採用・雇用維持・正社員化など人事に関する助成金のまとめ

今年度の教育関連に使える助成金のまとめ

 

 

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主に銀行や政府系金融機関での資金調達をサポートする際に、事業計画を出してもらうのですが、この際の売上の立て方が非常に甘いケースが多いです。

 

特に創業間もないケースはこの傾向が顕著です。

 

先日相談があったケースでは、法人を設立してから時間が経っており、トラブルがあったために稼働が遅れてしまって、運転資金がなくなってしまったという状態でした。

すでに創業融資を受けていて、設備資金やら運転資金やらに使い切ってしまっていました。

 

設立前であれば、売上などの数字はなんとでもいえるのですが、稼働してしまうと、稼働してからの売上をベースに考えます。

 

このケースの場合、稼働して2か月くらいなのですが、月商が200万円程度(数字は仮です)。

事業計画を出してもらうと、来月からの売上が500万円程度になっています。。。

 

もちろん季節的要因や集客などの要因はあるにしても。。。

 

いきなり現状の2.5倍というのは現実的ではないのではないでしょうか。。。

もちろん、そのようにいけばいいのですが、いかなくても経営が出来るように計画をしなくてはいけないわけです。

このケースであれば、月商200万円でも返済出来る資金を確保できるという計画にならなければ、新規の融資は難しいですよね。

 

とりあえず、ここの場合、緊急的な資金調達でなんとか対応をしましたが、売上の計画を立てるときは、現実的な数字にすることを心掛けて頂きたいと思います。

 

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工務店さんのコンサルをしている中で、受注するための大きな要因が「住宅ローン」だと感じることが多いです。

 
住宅ローンを完全に銀行任せにしていて、住宅ローンの知識があまり無い工務店さんは受注に苦労しているケースが多く感じます。(中には違うケースももちろんありますよ)
 
やはり、お客様が家を建てる際の最大のポイントはお金です。(ライフプランの部分も含めて)
当然ですよね。
いくらプランや仕様が気に入っても、お金を払っていけないことには買えないですから。
 
富裕層ばかりを相手に出来る場合は、このような心配は必要ありませんが、違う場合は必ずお金、住宅ローンの話が必要になるはずです。
 
ここを、取引があるからというだけで、地元の銀行の担当者を呼んで、あとは任せた的な感じでは、お客様に信用してもらえるでしょうか?
 
多少なりとも住宅ローンの知識を、工務店さんの経営者さんや担当者が身につけて、事前審査をする前に、問題がないかチェックを出来たり、アドバイスが出来れば信用につながりますし、受注にもつながるのではないでしょうか?