リスケ(条件変更・返済条件緩和)で借入返済ストップ | ビジネスの仕組みづくりのヒント

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今日はリスケジュールについてです。

 
この言葉自体は知っている方も多いと思いますし、現状リスケジュール中の方もいると思います。
 
リスケとは、銀行や政府系金融機関など金融機関から借り入れているお金の元金の返済をストップするという意味で使われていることが多いですね。
これは、条件変更の中の「返済猶予」というものになります。
 
毎月の返済が厳しくなり、返済が出来ないため、元金の返済をストップ出来れば、当面の資金繰りは楽になるというものです。
 
これはもちろん、選択肢としてはありなのですが、いいことばかりではありません。
 
まず、新規の融資は難しくなります。(まったく出来ないわけではありませんが。。。)
これは当然ですよね。
返すものを返さずに貸してなんて話は出来ませんから。
では、他の銀行などに借りればいいのでは?という安易な方もいますが、資金繰り表や試算表、決算書を見れば、リスケしたことは一目瞭然ですので、無理です。
 
ただ、私たちのような資金繰りや事業資金のコンサルの中には、リスケをしても、他の保証制度を使えば融資が出るから大丈夫と、安易にリスケをしてしまう方もいるようです。
 
リスケは安易にしてはいけません。
お伝えしたように、新たな借り入れが難しくなり、手形割引きもスムーズに出来ず、経営の改善について指導されるなど、思うように経営が出来なくなる可能性があります。
 
これはリスケがダメだと言っているわけではありません。
企業の状況などによっては、非常に有効な手段です。
私のクライアントでももちろんやっている所は多数あります。
 
ただ、リスケをする際には、様々な選択肢を検討し、判断する必要があると思います。
安易なリスケにはお気をつけ下さい。
 

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