助成金や補助金はめんどくさい? | ビジネスの仕組みづくりのヒント

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助成金や補助金の有効活用から事業の再生や資金調達を中心とした総合的な経営のコンサルティングの現場から、中小企業の経営者の皆様の様々な課題解決の助けとなるような話題やノウハウを中心に出来るだけお役に立つ情報をお伝えします。

資金調達の相談を受けてコンサルをしていると、助成金や補助金の申請について話をすうることがあるのですが、経営者の中には、「なんか、めんどくさそうなのでいいです。」という方がいます。

 

もちろん、無理に進められるものではないのですが、正直、この感覚はかなり疑問です。

 

例えば、500万円の助成金を受給出来る見込みがあるとします。

助成金は雑収入になりますが、その途中の人件費などはあるかもしれませんが、助成金をやってもやらなくても人件費はかかります。

つまり、500万円がそのまま利益と同じことですよね?

 

今の事業で500万円の利益を出そうと思ったら、いくらの売上が必要なのでしょうか?

 

・利益率が20%の事業の場合、2500万円の売り上げに匹敵します。

・利益率が10%の事業の場合、5000万円の売り上げに匹敵します。

 

この経営者の方は、この売上をいらないと言っているのと、変わらないのではないかと思います。

 

もちろん、本業である事業で売上を上げる方が身になります。そっちの方が簡単な気もするのでしょう。

 

しかし、私が相談を受けているのは、資金繰りや事業資金の調達などの相談をしてきている方なんですね。

そういう方が、めんどくさいのでいいです。というのはどういうことなのだろう?と疑問に感じます。

 

助成金や補助金をもらう権利があるのですから、使った方がいいですよね。

もちろん、すぐにもらえるわけではないですが、先の見通しとして考えれば素晴らしいものです。

 

大企業でも当然に活用しています。

例えばサイバーエージェントの決算を見ると、営業外収益に「助成金収入」の項目がしっかり記載されており、27年度で5,500万円、28年度で4,900万円を計上しています。

サイバーエージェントの損益計算書はこちらから見れます。

 

めんどくさがらずに、取組を考えてはどうでしょうか?

 

今年使える助成金のまとめ記事もご覧ください。

今年度、採用・雇用維持・正社員化など人事に関する助成金のまとめ

今年度の教育関連に使える助成金のまとめ

 

 

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