愛犬の散歩は、人間の健康維持にも一役かってくれています。
我が家は子育て中のため、朝一で散歩!!というわけにはなかなかいきませんが、今のところ日が落ちる少し前に10分~15分でチャチャっとすましています。小型犬でよかったw
■ 日中のお散歩での注意事項
お散歩事情も年々代わり、数年前までは紫外線はビタミンDをつくり、骨を丈夫にする働きがある!なんて言われていました。
ですから、春夏秋冬、日中外を走りまわらせた記憶がありますが、現在の情報では、弊害のほうが大きいと言われています。
たしかに、真夏は特に・・地表温度の上昇が半端ない!
アスファルトはチンチンに沸騰している状態で、紫外線も強め。
人間だって皮膚が黒く焼け、シミ・そばかすができるのだから、体に良いわけがない。
しかも、紫外線が原因で起こる病気として、
アレルギー性皮膚炎、白内障、免疫系疾患、皮膚がん
などが挙げられているのです。
日中、散歩にでない猫は、犬に比べ
アレルギー性皮膚炎の発症率が低いそうです。
犬は全身毛で覆われていますが、
白い毛は紫外線をカットしてくれないので、
白毛のワンちゃんは、特にご注意ください。
体は、洋服など着て日焼け予防ができますが、
眼はどうにもならないのでご注意を・・
(サングラスという手もありますが・・w)
季節によっては、時間帯を考えて行動することが重要ですね。
紫外線の強さは、
午前中は9時頃から強くなり、
午後は2~3時頃がピークになります。
愛犬とのお散歩は、太陽が昇りきらない時間と、
太陽が沈むころがベストのようですね。
ただし、冬は寒くなってくるので、
どうしても日中の暖かい時間に散歩に出ることもあります。
と言うか、
できれば暖かい時間帯にしか散歩したくないですよね。
それでいいと思います。
あまり朝早くは心臓に負担がかかってしまいます。
愛犬もあなたも体調管理には充分気をつけて、
無理なくストレスなく散歩を楽しみましょう!
■ 散歩中の拾い食い
散歩に出ると、色んな匂いや景色、物、人物に出会います。
沢山の刺激を受けてワンちゃんも楽しい時間を過ごします。
そんな中でも、落ちているものには注意しましょう。
ワンちゃんは、自分にとってそれが毒であるかどうかの判断能力がありません。よってなんでも口にしてしまいます。
臭いを嗅ぎまわって楽しむことも多いので、全てをダメとは言えませんが、可能な限りあなたが目を光らせ、変なものを口にしないよう普段からのしつけが大切です。
また、『ダメ』や『マテ』などの静止状態にできる声かけが常に出来ていれば、最悪の事態は免れることも多々あります。
日々の信頼関係をワンちゃんと築き上げる事も大切ですね。
■ 草花にも注意
季節によって沢山の草花の鑑賞ができるのも散歩の楽しみです。
しかし、花によっては毒性の高い種類のもののあるので注意が必要です。
『毒性の強い花』
- スイセン
- ジンチョウゲ
- スズラン
- ヒヤシンス
- チューリップ
- フクジュソウ
【主な中毒症状】
- 下痢
- 嘔吐
- けいれん
- 接触性の皮膚炎
*上記症状以外にも、異変を感じたらすぐに病院に行きましょう。
■ まとめ
- 散歩中の紫外線は大敵
- 春秋以外は散歩の時間に気をつける
- 散歩中の拾い食いには注意を
- 毒性の強い草花には注意