止まった民宿『弥次兵衛』の主人が言う。

「世界遺産って一銭もお金出ないんですよ」(重要文化財は出る!)

「もともと白川郷が(世界遺産登録に)熱心で、五箇山はあまり積極的ではなかったんですよ」

「スキー客はあまり取りたくないですねえ。暖房費かかるから」

「世界遺産より、かや・ススキの季節の景色がほんとは最高なんですけどね」


なるほど、なるほど。

きっと「世界遺産」という言葉に踊らされて、もっともらしい表情を浮かべる観光客の皆さんに

へきへきされていたのでしょう。

とても勉強になりました。

世界遺産かどうかより、もっと自然を含めてたトータルなよさをわかってもらいたいのでしょうね。

しかし、ここへくる途中、バスが山を登り始めると突然現れた墨絵のような世界。

司馬遼太郎が、白川郷より「日本の桃源郷」と評した風土の独自性。

圧倒されました。

料理もおいしかった!

山菜料理は5品ほど。それに鯉の刺身、いわなの塩焼き(囲炉裏で)、名物五箇山豆腐。

これで、一泊二食7000円!耳を疑いました。


五箇山と言っても実はいくつかの部落に分かれていて、

そのうち合掌造りが集落として有名なのは、菅沼、相倉というふたつの部落のみ。

僕はその中間の上梨というところに泊まりました。

菅沼、相倉まではそれぞれ5kmぐらいあり、バスは1日4本だけ。

必然的に走りました。

(ランニングをやっててよかった!)

当然民族館として改装されてる建物もあるのだけど、殆どが普通の生活をされていて

そこを見せるというのが凄いですね。

ただ、そうなると普通の生活の中に観光客としている自分が妙に気恥ずかしくて

集落の中ではあんまりのんびりした気分になれませんでした。

やっぱり、観光客は大勢で観光客らしくふるまわないとダメですね。


いずれにしても、ここ数年に訪れた観光地の中では

5本、いや3本の指に入るインパクトが、僕にはありました。



先週土曜日、安威川駅伝でブログ仲間(というか一方的に励まされてばっかり)の

ロゴ夫妻にお会いして、佐藤光子さんの大阪教育大でのジョギング教室のことを

教えてもらった。

フォームを録画してもらったり、心拍数のデータをとってもらったり、随分充実しているとのこと。

7,8,9月の3ヵ月、毎週土曜の夕方に計10回開かれるという。

心拍トレーニングは、健康上も有効だし、僕のようなレースで「つっこむ」タイプには効果てきめんかもしれない。

そう思いながら、家に帰ってから佐藤さんのHPを拝見する。

かなり心が揺れた。


明けて日曜日、久々に裏山を走った。

そこで、僕を後ろから追走して追い抜く男性がいた。

聞けば64歳。

軽い。明らかに僕より速い!

聞けば、大仏とかいろんな大会で優勝されているらしい。

ちょっとレベルが違う。

さらに聞けば、フルのベストは3時間ちょっとだという!

さらにさらに聞けば、走り始めたのは53歳の時で、社会人になってからは

ゴルフ以外一切スポーツと縁がなかったメタボだったという。

53歳から初めて3時間ちょっと。

49歳の僕には随分励みになる!

そんなAさんが、佐藤光子さんの話をし始めた。

なんと、前日ロゴ旦那さんに薦められた同じジョギング教室に参加したことがあると言う。

そして、同じように薦められた。

偶然って凄い。

一気に自分の中のボルテージが上がって、

翌日の月曜日、FAXで早速申し込んだ。

これでこの夏の楽しみがひとつ増えた!

貴重な体験でした。

たった7人か8人で運営されているという大会。

失礼ながら、それもかなり年配の皆さん。

(でもつくづくランナーに年齢は関係ない。)

主催者代表の山田さんのお人柄。

誰かが「この大会が直ぐに定員一杯になる理由がわかった」と言っていた

けど、全く同感。

何が他の大会と違うかと言うと、ランナーがランナーの手でランナーのために開かれた大会であること。

(おお!リンカーンみたいだ。)

開会式、実況中継、応援、アフターの焼きそばパーティ、表彰式。

全てが無駄なく、つつがなく、心地よく進められていく。

さすがにランナーの心理を知り尽くしている感がある。


よく走友会の方々が自分達の大会を運営されている。

大変だなあ、と同情の視線を送っていたが、大きな間違い。

自分たちの手で、自分たちがやりたい大会を運営する。

これは最高の贅沢なんだ。

だから、こんな大会に参加して喜んでいるだけじゃなくて、

最後は自分たちの大会を開きたい!そこに行き着くんだろうな。

ふと、そんな気がした。


息子が通う中学校は今校舎の改築中である。

去年の夏休みに旧校舎を取り壊し、新校舎を現在建築中で、息子らはプレハブの仮校舎住まいで

運動場も大幅に削られている。

当初は今年の10月に竣工予定であった。

それが、全国的に姉歯事件を契機に建築許可がなかなかおりなくなり、

工事がなかなか進まないという状況らしい。

その結果、現状で竣工は来年2月という発表があった。

「そんなん殆ど新校舎に入られへんやん!」

憤慨するのは息子ではなく妻。

僕らは状況が状況だからしかないなあ、と簡単にあきらめていたが、

息子らにとっては貴重な3年間だから、簡単に犠牲をしいるのはおかしい、

というのがその論理だ。

確かに、クラブ活動にしろ、体育大会等の行事にしろ、全てにわたって

「しかたがない」という風潮が蔓延している。

それを簡単に受け入れるのはよくないことかもしれない。


たまたま会社の飲み会で、ある社員が、社内の会議のスタイルに怒っていた。

報告会議ばっかりで、議論する会議がないというのだ。

最もだ。

僕自身10年ぐらい前に同じ問題で上司に噛み付いたことがある。

しかし時間と共にそんな怒りはさらりと薄められている。


先月、連合赤軍の映画を観た。

彼らのおろかさは動かしようがない事実だが、

社会に対する怒りが純粋なパワーとなって発現していた当時の

空気は充分伝わってきた。

若松孝二監督はその記録にこだわり続けた。


人間丸くならなきゃいけない。

尖がらないのは社会に適応する重要なスキルとなっている感がある。

でも話しているとランナーたちもいろいろ怒っている。

誇大広告に対する怒り。

しょぼいコンパに対する怒り。

ニセモノの「指導者」に対する怒り。

家族に対する怒り。

戦争に対する怒り。

ごく身近な人たちさえこんなに沢山怒っている。


日々仏さんになりつつある自分の魂がゆさぶられる。






今年の龍王桜。ちょっと葉っぱが目立ちますが、相変わらず見事な枝ぶりです。

言われないと見過ごすかもしれないのですが、なんか存在感あります。

この大会は参加者合計700人ぐらい。うち、僕が出た10kmの部は200人ぐらい。

都市型のレースと違って、スタートものんびり。

好きですね、このムード。

開会式と表彰式もきっちりやる。

終わるまで駐車場あけてくれない。

なかなかのポリシーです。


こんなキャラクターもいてました。



かなりかわいい。

よくできている。
ただ名前不明。なぜ戦国なのかもよくわからなかったです。

2、3人サムライのかっこの人も脇についていました。
最近自治体イベントにキャラクターはちょっと流行りなんでしょうか。

以前より増えてるような気がします。

あの奈良の角生えた大仏さんは健在なんでしょうか。


帰り道、ドライブインで食事。

実家の母が骨盤骨折をして入院しているので、お見舞い品を物色。

赤福を見つけたので、これだな、お昼を食べてから買おう、と思って

食後売り場に戻ってみると見事に売り切れ!

恐るべし、赤福人気。


最後のおまけは帰り道。

亀山IC付近で「伊勢」「亀山」「京都・大阪」の表示。

当然「京都・大阪」の車線を走る。

すると・・・最近できた第2名神ではないですか!

時間はあまり変わらないけど、2600円も余分な出費でした。

まあ、いいか一度ぐらい新しい道を走ってみるのも。


春はレンタルビデオ屋さんのクーポン合戦。

TSUTAYAは半額キャンペーンが続いたし、近所のお店は1本100円!

しかも新作・準新作を含むおまけ付き!

ここぞとばかり借りまくってしまった。

ちなみにラインナップはこんな感じ。


FREEDAM1~4(息子の要望)

白虎隊(娘の要求)

タイタニック(娘の要求)

ガンジス河でバタフライ

転校生

アヒルと鴨のコインロッカー

運命じゃない人

幸福のスイッチ

犯人に告ぐ

ヨコハマメリー

今宵フィッツジェラルド劇場で

ハンニバル

レッドドラゴン

胡同の理髪師

実録連合赤軍


新人の話題の監督(邦画)の作品を中心に選んでみた。

最後の2本は劇場で。


それぞれにみんな面白かったのだけど、

お薦めは、あえて言うなら、「ヨコハマメリー」と「ハンニバル」「レッドドラゴン」かな。


「ヨコハマメリー」は伊勢崎町で有名だった伝説の娼婦メリーさんの

ドキュメンタリー。

メリーさん自体の魅力も去ることながら、それを語る周りの人たちの

人生模様が圧巻。


そして「ハンニバル」「レッドドラゴン」

これはみんな知ってるご存知レクター博士シリーズだけど、

恥ずかしながら、今頃初めて見た。


最近映画を見てるとよく寝てしまうのだけど、

これら作品はちょっとそんなスキを与えてくれない。

怖い映画、というイメージが強かったけど、とても愛に溢れた映画。

レクターとクラリスの愛、レッドドラゴンと盲目の女性の愛。などなど。

アンソニーホプキンズさんは確かに素晴らしいが、

僕はどちらかというとレッドドラゴンさんの犯罪心理に強く吸い込まれた。


肉体を突き動かす押さえようのないパワーが犯罪には内在するんだろうな。







これは知る人ぞ知る生駒の桜の名所。

こっちへ来て初めて花見した場所だと思うので、余計に愛着がある。

大阪造幣局のように、芸術的に1本1本に味わいがある桜もいいけど、

集団で美を奏でるのが桜らしくていい。

幼い頃、自宅のすぐ近くに桜の名所があって、そこで育った者としてはそう確信する。

近所の桜は十四川という幅5m足らずの小さな川の土手に咲いていた。

だから枝と枝が両岸から重なりあってアーチを作る。

小4から小5にかけての春休み。

ちょっとした大病を患って2ヶ月以上入院していた。

退院した時、丁度満開!

あの時の桜は今でも忘れられない。


同じような思い出を義母も語ってくれたことがある。

彼女も事故で入院して退院した時に大量のレンゲに迎えられて

それからレンゲがとても好きになったと言う。


あの時のサクラ、あの時のあの花、そういう思い出が沢山ある人は

それだけで人生が豊かなような気がする。

かく言う私には、あれ以降さしたる花の思い出がない。(汗)


去年も桜の時期この飯盛公園に訪れた。

でもかなり散り始めたあとで、霊園だけにうら悲しさがあった。

対して今年は完璧な満開。

坂道を駆け上がると、三脚を置いて撮影しているカメラマンがいた。

ランニングしてる姿がめずらしかったのか、通り際にカシャカシャカシャ。

きっとコンクールか何かの写真で、

入選して、大々的に発表されたりして。(笑)


住所を教えておくんだった!



(これは近所の公園で撮った桜)

↓↓↓



この前更新してから2ヶ月が経過していた。

その間に仕事は忙しくなるし、

へんなコメントはいっぱいつき始めるし、

少し投げやりな気分になっていた。

コンスタントのブログを書き続けている人は、心から尊敬する。

自分から何かを発信する意欲。その根本が違うのだろう。


いっそ閉じてしまおうかとも考えたが、

もう少しこのブロクと向き合ってみようという気になった。

おそらく僕にとっては自分と向き合うということなのだろう。

この数年、めまぐるしく変わる自分の状況を、ほんの少しでも

書きとどめておこう。


季節は春!

2月3日(金) 雪の金剛山


集合は河内長野駅8時45分。

この時間に間に合うためには難波発8時12分の南海電車に乗らないといけない。

電車が限定されているから、いつもなら難波駅で何人かの仲間と出会う。

でも、この日は誰もいない。

みんな来ないのか!

朝からの雪で、僕自身行こうか行くまいか迷って、とりあえずは集合場所までは

行ってみようと家をでたのだった。

まさか、集合場所に誰もいない?

そんな不安がよぎったが、かろうじて仲間のひとりUさんをみつけて、

少しホッとする。

でも、この時点では、気持ちの半分は引き返す気でいた。


ところが集合場所に行ってみると、予定の20人中10数人が顔を揃えていた。

ちょっとびっくり。中には小学生(2年)の子も含まれていたからもう引き返せない、

そのな気持ちで歩き始めた。


でも結果は大正解!

新雪だから、歩きやすいし、景色も綺麗。樹氷もバッチリ。

しかも風がない。だから歩いていると暑いくらい。

雪で人がすくなかったから、(といってもかない多い)

お弁当も屋根付の場所をしっかり確保できた。

来てよかった!みんなも口々にそう言っていた。


折角の雪景色。

なんで写真がないの?

携帯にデジカメ、2台ともぶっ壊れる。

山の上で使おうとして中途半端に起動させたまま歩いていたのが

悪かったみたい。

痛ッ!


ちょっと遅れてしまいましたし、福士さんのコメントは多くのところで書きつくされているだろうから、それ以外のことから。


いろいろ初めての経験が多い一日でした。
まず、フルマラソンの国際レースを生で初めて見たこと。
僕は30km手前で応援していたのだけど、トップ選手のスピードはほんとに驚愕です。
最初に福士さんが通って、2分ぐらいして第2集団が通って(ここは人数も多く凄い迫力)、あとはパラパラでした。
20人ぐらいすぎると後続は全く見えない。一旦横断歩道の規制も解除されました。
一人走ってはパチパチ。数分休んでまたパチパチって感じで、こんなに参加人数って少ないんだと驚きました。
ハーフはなんたって4000人ですからね。
でもその後トップが通過してから30分ぐらいたった頃から、俄然人数が増えてきます。
所謂市民ランナーの方々です。
この人達でも十分、いや十二分に速いのだけれど、トップがあまりに速いのですごく遅れているように見えます。
エリートランナー(実業団ランナー)/市民ランナー、くっきり分かれていて中間はないんですね。
新しい発見でした。

自分のレースのことで言えば、ゴール後の「タオル掛け」を初めて味わいました。
うれしかったです。おっちゃんでしたけどね。(笑)

RWSさんのメンバーに紛れこんでウォーミングアップさせて頂いたのもいい経験でした。
きつくなく、ストレッチや補強運動中心に丁度いいくらいの汗をかかせてもらいました。
さすがです。
大会全体が市民レースなんだけど、会場のせいか、どことなく競技会という雰囲気が強いのも新鮮でした。
いつもは模擬店覗いたり会場をウロウロしますが、今回は殆ど動きませんでした。
こういうのもレースに集中できていいかもしれないです。

レース前はかなり天気がよかったから、ビニール袋被ってる人見て不思議だったのですが、その内曇ってきて肌寒くなってきました。40分も前から並ばされるこのレース、ビニール袋は必需品ですね。


コースは多少のアップダウンはあるものの、殆ど平坦。
何より普段車で走っている街中を走れて、延々と続くランナーの行列見て、しらない人から沢山声を掛けてもらって、そんな諸々のお陰で自己ベストを出すことができたと思います。

ハーフまでの距離については、少しだけ自信がついてきたかな。