さぁ、今年もやってきました!
梅の季節です。
ここ数年この時期はニューヨークに行っていた為、帰国後に時期遅れの梅を買い集めて慌てて漬けてました。
がしかし、今年は正面から向き合えます!
ガチンコバトルということで、今年は和歌山の梅農家さんから青梅10kgと熟した南高梅を10kgをお取り寄せ。
見た目的には買いすぎですが、10kg単位で買うとスーパーの梅より安上がりになるので、使わない分は梅ジュースに回したり梅ジャムにすればいいかなぁと。
そして、昨年は大量のスピリタスを漬けましたが、その甲斐あって今年はまだ在庫が残ってるので、今年のメインは別のお酒に…。
それは…
なんと、日本酒です!
昨年、三雲いおりさんのご自宅におじゃまさせてもらった際に頂いた日本酒の梅酒があまりに美味しくて、
「今年は日本酒!」
と決めてました。
ちなみに酒税法の関係上、20度以下の酒類で果実酒作ると個人で楽しむ範囲であっても密造扱いになり罰せされるので、日本酒使うときには専用の原酒を使いましょう。
それほどお高くはないのでリスクを負うよりはいいかと
(密造はブログに載せられないですからね!)
お金に余裕がありましたら越後侍とか試してみたいですね(*´ω`*)
【作業工程①】
まず水に入れて洗います。
ω<)
【作業工程②】
前述した微細な毛をなで落とします。
綺麗な手袋つけて一周撫でれば落ちるので力は入れずに。
毛を落とすと空気の層が出来なくなるのでしょんぼりです(´・ω・`)
【作業工程③】
3年前に漬けたブランデー梅酒を飲みます。
ブランデーは2年漬けた頃からが飲み頃!
※この工程は市販のビールなどでも代用出来ます
【作業工程④】
綺麗なタオルの上に広げて乾かします。
ハンドタオルを手にコロコロするとすぐに乾きます。
部屋中に南高梅の香りが広がるのでここが一番好きですね(*´ω`*)
【作業工程⑤】
写真撮り忘れましたがここでヘタ取り。
人によっては水の中でヘタ取りする人もいますが、乾かしながらの方が効率が良いのと水に長く浸すと
・実が水分を吸ってしまう
・香りも持っていかれる
・乾燥に時間が掛かる
ので乾燥させながらが良いです。
「梅は鉄を嫌う」とあるので鉄ザルは元より、ヘタ取りも竹串でやるのが儀式です。
ちなみに、新鮮な青梅はアク抜きのために2時間くらい浸す必要があります。
【作業工程⑥】
瓶に梅を入れます。
決まった重さをそのまま
【作業工程⑦】
その上に氷砂糖を入れます。
決まった重さをそのまま。
よくよく、
「梅の実と氷砂糖を交互に重ねて」
とレシピにはありますが、
2時間もするとこんな感じでほとんど溶けて下に溶け落ちるので重ねる意味はほぼ無いです。
ただ、交互に入れると想いを込めやすくなる儀式みたいなものだと思っているので、やること自体は否定しません(^^)
(ちなみに縦長の2リットル瓶などでは溶け落ちにくいのでちゃんと交互にしましょう)
そんなこんなで今年漬けたのはこれだけ!
スピリタスの瓶が見えるのはきっと気のせいです。
今年は親族へのおすそ分け用も漬けた分、瓶が多くなってしまいました。
自分で全部飲むわけではないですよ!( ゚д゚ )!
漬けたレシピはかなり気ままに作ってますがどなたかの参考になれば良いので後で追記しておきます。
まだまだ間に合う梅の季節!
このブログを読んで興味が出た方はすぐに近所のスーパーへ走りましょう!
特設コーナーは気付いたら無くなってしまいますよ!
【追記】
今年漬けたもののレシピです。
分量はかなり適当ですが、いろんな味を楽しみたいのと来年以降に向けた実験も兼ねてます。
なにより、梅酒はある程度のルールさえ守れば多少分量違ってもそれなりに出来てしまいます。
梅:南高梅1.2kg
お酒:日本酒1.8リットル
砂糖:氷砂糖500g
梅:南高梅1.2kg
お酒:日本酒1.8リットル
砂糖:氷砂糖800g
梅:南高梅1.2kg
お酒:日本酒1.8リットル
砂糖:氷砂糖1kg
梅:南高梅1.4kg
お酒:日本酒1.8リットル
砂糖:洗双糖500g
梅:青梅1kg
お酒:日本酒1.8リットル
砂糖:洗双糖450g
梅:南高梅1.2kg
お酒:玄米焼酎1.8リットル
砂糖:氷砂糖800g
梅:南高梅2kg
お酒:ブランデー2.4リットル
砂糖:氷砂糖2kg
梅:南高梅1.3kg
お酒:ブランデー2.2リットル
砂糖:氷砂糖800g
梅:青梅1kg
お酒:ブランデー1.8リットル
砂糖:氷砂糖700g
梅:青梅1kg
お酒:ホワイトリカー1.8リットル
砂糖:氷砂糖700g
梅:南高梅600g
お酒:スピリタス1リットル
砂糖:氷砂糖400g
梅:青梅600g
お酒:スピリタス1リットル
砂糖:氷砂糖300g
梅:南高梅500g
お酒:ビターフィージン0.7リットル
砂糖:氷砂糖300g