August 9, 2013 Lions at Buffaloes - Game 97 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】 


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■ NOTES ■

今日の野上さんは

前回登板8/2 ホークス戦においてその2回に、
速球を軸に大胆にゾーンを攻めていくことに失敗


結果数多くボール球先行の打者有利なカウントに持ち込まれ
連打を浴びて大量5失点を喫してしまった
ことに対する反省を活かし

ラインアップの3~6番にずらっと並んだ
バファローズの誇る中長距離砲たち
に対しても

初球ストライクを全体の半数以上の勝負で奪いつつ
初球から2球続けてボール球を記録した勝負も2度に留め

結果からみても3ボール以降の勝負をのべ3度のみ、そして
四球1個で四死球によって奪われた余計な出塁もその1個のみに抑えましたから

ストライク率こそ61.8%に留まるものの

2ボール以降を記録したある程度緊迫の勝負が
計10度とある程度数多く散見されていったことが
その大きな原因として指摘できる
ため

多少ボール球を利用して球数をかけての
相手打者たちをじっくりと料理していく勝負を増やしてはいった
ものの

全体としては問題なく、大胆に
ゾーンを攻め続けていくことに成功した
と高く評価できます。


一方で今日も4回の先頭打者、糸井選手に対して
投じた初球のスプリッターが高めに上ずり

ちょうど打ち頃の半速球となってしまった
ところを
見逃されることなくみごとに本塁打とされ

被本塁打数(13本)がさらにかさみ
被本塁打率(2.8%)もそろそろ3%に到達するところまできましたが

もちろん、言うまでもなくその被本塁打率をはじめとした
被長打率(.389)そして被IsoP(.158)の高さは
今後野上さんが継続してじっくりと取り組んでいくべき課題ではある
ものの

岸さんの投球についてのレヴューでも常に述べている通り

まずは四死球によって余計な出塁を奪われて
走者を塁上に賑わせてから
一発長打や本塁打を浴びて

一気に大量失点を喫して早期降板、ということでさえなければ

今日のようにソロ本塁打で済んでいるうちは

あまりその“失敗”を反省しすぎ意識しすぎて自分を卑下するのではなく
常に堂々と、極端に言うならば“だからどうした”位のふてぶてしさを持って


自分の培ってきたその投球レパートリーに対し適度な自信を維持し続け
変わらずに大胆に、ゾーンを攻め続けていく
中で

更に効果的なゾーンの攻め方について試行錯誤し模索し、
どんどんと洗練していってほしい
と願います。


また今日は、その速球が最高144km/h、そして
平均でも139.3km/hと数多く140km/h近辺を記録


ここ数ゲームで再びその球速を中心とした精度を
上昇させてくることに成功
してきており

ようやく右打者の内角に対し、特にその低めに
速球を、そしてスプリッターを投じ
ていきながら
効果的な攻め方が見えてきたり

また今日はその速球と約30km/h程の球速差と
いつもよりは多少球速を上昇させつつ
ではありますが

逆に数多く空振りやファウルを奪ったり

そのカーヴがようやく、速球をその軸にして
緩急差を利用していく中で勝負球として数多く駆使できる水準まで
その効果を魅せる兆しを見せ始めたり


その課題の解決に向けて、持てる球種レパートリーを最大限活かすための
新たな利用方法を工夫していく様々な苦心そして工夫の跡が
あちらこちらに散見され垣間見えていた
ことも確かであり

そうやって今後も焦らずに一歩一歩確実に、じっくりと
数多くの失敗と成功とを積み重ねていき自らの糧としていきながら
その進化を魅せ続けて
いってくれれば

近い将来、思いもかけずあっけないほど簡単に
その課題をクリアしまたクリアし続けることも可能になる
ものですから

今はとにかく、まずはここまで長い間をかけて培ってきた
その投球レパートリーを信じ続けて大胆にゾーンを攻め続け


“いつも通り”最少失点にまとめ続けていきながら
交代の指示が出るまでできるだけ長いイニングを消化し続け
ていく、

“味方攻撃陣に、そして味方救援陣に、
そのゲームの勝利を掴む機会を与えもたらす”
という

その最大そして最優先のしごとをこなし続けていってほしいと
心より願います。
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