July 24, 2013 Marines at Lions - Game 84 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




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■ NOTES ■

今日の十亀さんは

前回登板7/13 イーグルス戦での
Jones選手に対する“逃げ”の投球の反省を活かし

初球ストライクを奪った勝負を計23度と全体の実に3/4ほどを占めるまで数多く積み重ねつつ
逆に初球から2球続けてボール球を記録する勝負を記録しないことに成功、

結果からみても3ボール以上を記録した勝負を3度のみに抑え
何より四球0個で四死球によって奪われた余計な出塁をこちらも記録しないことに成功、

ストライク率も73.9%とこちらも3/4近い抜群の成績を記録しましたから

常にストライク先行の、投手有利なカウントで勝負し続ける高い意識のもとで
非常に大胆にゾーンを攻め続けることに成功した
と非常に高く評価できます。

また、その大きな課題である
速球以外の球種について、ゾーンの低め以低に集めた割合を見ても

今日は70.5%という6/29 ファイターズ戦に次ぐ
今シーズン2番目を記録する抜群の成績を記録、

もちろんまだまだ左打者の外角へと落とす意図をもったシンカーが
何度も何度も内角へと大きくずれていく
など

意図通りに到達しない投球もある程度散見されていきますが

それでも非常に高い意識で、ゾーンの低め以低に
徹底的に集めていくことに成功した
と高く評価できます。

今日はそれでも奪われた出塁は四死球0個ながらも
単打10本に加え二塁打1本で計11個と非常にかさみ

毎イニングのように走者を塁上に賑わせての投球が続いていき

中でも2回に単打3・二塁打1を集められて
大量失点3を喫したことは反省点として残る
ものの

それでもその後は不運な安打等ありながらも
走者を数多く背負った中でもどうしようもなく連打を浴びて
走者を簡単に本塁に還し大量失点で早期降板、という轍
を踏むことなく

丁寧にかつ大胆にゾーンを攻め続け
7回までイニングを消化し続けていき
ながら

失点・自責点ともにその2回の3失点のみでまとめ
みごとQSをクリアしてくる
ことに成功しましたから

今日の十亀さんの登板は結果こそ自らの負け数が増える敗戦となったものの

今後も長く続いていくであろう
十亀さんの投手としてのキャリアの中で

ひとつ、基礎として、土台として繰り返して継続してほしい
今後のベンチマークとなる、自信とすべき投球であったことも確かである
と評価できます。

もちろん、改善点や向上すべき点は
投手としてまだ2年目、先発投手としては初年度の十亀さんですから
探せばそれこそ山のように、いろいろと見えてきます。

それでも、今日はまずは常にストライク先行の投手有利なカウントで勝負し続けながら
大胆にゾーンを攻め続けていくことに成功したこと


そして続いて、高い意識と集中力とで速球以外の球種を
ゾーンの低め以低に徹底的に集めていくことに成功したこと
から

ようやく、その先発投手としての基礎中の基礎をクリアしていきつつ
その基礎の上で様々な失敗と成功とを経験し、そこから

十亀さんなりの課題が浮き彫りになりその対策を練っていったり、また
試行錯誤の中で効果的なゾーンの攻め方を編み出していったりすることが
可能になると言えます。

まだまだ十亀さんのキャリアは始まったばかりです。

非常に荒削りで、物足りない点を挙げれば
キリがないほどであることも確かですが

それでも、そんな中でもここまで立派に先発投手として
そのローテーション枠を維持し続け


他の先発ローテーション投手たちとそん色ないほど
数多くアウトを積み重ね、イニングを消化し続けていきながら

勝ち負けを繰り返していっているということは

それだけ素晴らしい、誇るべき精度の投球レパートリーを
既に保持している
ということでもあります。

今後もその自信を常に胸に抱き続けながら

繰り返しになりますが

常にストライク先行の投手有利なカウントで勝負し続けつつ
ゾーンを恐れず、大胆に攻め続けること


そしてその上で、次に

速球以外の球種についてはできうる限り高い意識と集中力とで
ゾーンの低め以低に徹底的に集めていくこと


この2点の基礎を安定して継続してこなし続けていき

その中で勝利と敗北とを繰り返していきながら
先発ローテーション枠をできるだけ長く維持し続けていき

その上で、更に効果的にゾーンを大胆に攻め続けていきながら
アウトを、消化イニングを順調に積み重ねていく
ことのできるよう

様々な試行錯誤を繰り返していく中で
更なる武器をどんどんと自らの引き出しの中へと加えていってほしいと願います。
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