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■ NOTES ■
今日の武隈さんはとにかくボール球先行で
打者有利なカウントにしては本塁打、四球、本塁打という結果でした。
リリーフ登板では今シーズン7ゲームに登板して打者32人に対し
.148/.258/.148（被打率/被出塁率/被長打率）と
四死球率12.5%は気がかりなものの
特に長打を一本も浴びない素晴らしい投球を魅せてくれていたものの
先発登板においては、もちろんまだ2ゲームに登板しただけですが
打者22人に対し.333/.381/.889という成績、
四死球率も9.1%とあまり改善されていない中で
被本塁率13.5%（3本）を中心に被長打率が大きく悪化しています。
特に先発登板の2ゲームでは計15個のアウトを奪っていますが
うち三振1、グラウンドアウト1なのに対し
外野手の処理したある程度鋭く、飛距離の長いフライアウトが計7個と
不安定な、長打を浴びやすいアウトの奪い方に終始していることが気がかりで
今日は速球以外の球種について、ゾーンの低め以低に集めた割合は
6割近くを記録するある程度優秀な成績を残すものの
非常に物足りないストライク率に現れるように、また
上で述べましたように常に投手不利のカウントで勝負し続けることになったように
制球の乱れとともにその低めに集めた投球が効果的ではなく
結果苦しくなってある程度甘く上ずった場所へ投球したものを
みごとに弾き返されたと観て取れます。
今後は
● まずは常に投手有利な、ストライク先行のカウントで勝負し続けること
そしてその前提のもとで
● 速球以外の球種については、徹底的にゾーンの低め以低に集めること
この2点に留意しつつ
再びグラウンドアウトを数多く集め、最少失点にまとめていきながら
イニングをできるだけ長く消化していく投球を継続してほしいと願います。
