July 14, 2013 Lions at Eagles - Game 81 | Peanuts & Crackerjack

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■ NOTES ■

岸さんとイーグルス攻撃陣と言えば

前回対戦となる、4/27における西武ドームでの
4イニング途中で大量8失点を喫しての早期降板に追い込まれた登板


非常に苦い記憶としてまだまだ鮮明に蘇るものでしたが

結論からいえば、その4/27の登板で岸さんが大量失点を喫し
早期降板に追い込まれた最大の原因
であると指摘した

計2度、イニングの先頭打者として登場した長距離砲、Jones選手に対し
強く弾き返され本塁打を始めとした長打を浴びることを恐れて
いずれも四球を奪われ余計な出塁を奪われたこと
への反省をみごとに生かし

もちろん、その時の岸さんの投球の精度及び制球に比べ
今日の登板での岸さんは速球以外の球種について、
ゾーンの低め以低に実にその7割ほどを集める抜群の制球を誇っていた
ように

今はその精度、制球ともにかなり改善し
いつも通りの素晴らしい投球を魅せ続けてくれていた
ということ、

そしてまた、それでも一発長打の危険性の大きく潜む
イーグルス攻撃陣の誇るcleanup、Jones選手やそのあとに座るMcGehee選手に対しては

8度の対戦のうち初球から2球続けてボール球を記録した勝負が3度にのぼったり
結果として3ボールを記録しフルカウントにまで持ち込まれた勝負も半数の4度に上ったりと

もちろん非常に丁寧に、慎重に投球を積み重ねていきながら
非常に緊迫の手に汗握る勝負を展開していた
ことも事実ではありますが

結果として四死球による余計な出塁を奪われずに
大胆にゾーンを攻め続け、勝負し続けた
ことで

今日の岸さんの9イニングを投げて完投、失点自責点ともに2にまとめての
もちろんQSを優ににクリアしてくる素晴らしい成績がついてきたと高く評価できます。

もちろん今日の岸さんは初球から2球続けてボール球を記録した勝負、そして
結果として3ボール以上を記録した勝負いずれも計6度に上ったりと

多少慎重に投球しての緊迫の勝負がある程度散見されていくものの

それは上でも触れたように、どちらもその半数以上
イーグルス攻撃陣の誇る中長距離砲、Jones選手およびMcGehee選手に対してのものであり
そこで結果として最終的には大胆にゾーンを攻めつつ勝負を遂行していきつつ

全体としてそれでも四死球によって奪われた余計な出塁を四球の1個のみに抑え、

また1ボール以内の勝負も計23度と全体の2/3近く積み重ねていきながら
ストライク率も65.3%でほぼ2/3という非常に優秀な成績を残しましたから

今日はある程度戦術的に、意図的に慎重に
その投球を組み立てていった勝負もありながらも

それでも全体的には、そしてもちろん結果的には
非常に大胆に、ゾーンを攻め続けていったと高く評価できる投球
でした。

その他にも、今日は実は外野手の処理した
ある程度鋭く飛距離の長いフライアウトが11個を記録する
登板でしたが

もちろん、ライオンズ外野野手守備陣の
安定した、そして素晴らしいフィールディングの数々
に大きく感謝しながらも

うちゾーンの低め以低に到達した速球以外の球種にうまく対応されたものが
Jones選手及びMcGehee選手の3度を含めた計5度を占め

高めに上ずった速球以外の球種を弾き返されてのフライアウト
ゲーム終盤の計2度のみ、

他の計4度はいずれもゾーンの高め以高に到達した速球によるもの、

それもMcGehee選手によるものを除いたうち3度

いずれもカーヴへの意識のある程度高い左打者たちに対して
内角寄り、また高め寄りに大胆にその速球を投げ込み

力で押して左翼方向へ打たせたもの
であり

実際同じような意図を乗せた速球で同じく左打者に対し
内野手が処理したポップアウトも計3度
を記録していますから

こちらもある程度戦術的に意図した、
力で押してのフライアウト
という要素も混ざりながら

何より制球を大きく間違ってのものではないことから
そこまで心配する要素ではなく

むしろカーヴを始めとした速球以外の球種に対して非常に適応力の高い
イーグルス攻撃陣の特に左打者たち
との勝負において

またひとつ、新たなゾーンの攻め方のヒントをひとつ掴んだと
今後の岸さんの投球に大きく生かしてほしい
と願います。

前回登板、7/7 マリーンズ戦後のレヴューでも述べましたが

今後も岸さんはまずはとにかく
四死球によって奪われる余計な出塁数(4.4%)を更に極力減らしていき
つつ

被長打で大量失点を喫し早期登板に追い込まれることを避け
最少失点にまとめつつできるだけ長いイニングを
安定して継続して消化し続けていくことを最優先ミッションとして念頭に置き

その上で21.2%という優秀な奪三振率を今後も継続し向上していきながら

.159の被IsoP、また2.4%の被本塁打率に現れる
ある程度物足りない被本塁打数、そして被長打数


どんどんと改善していってほしいと願います。
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